か な で ろ 陸 【鬼滅の刃】【不死川実弥】

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そうして始まった兄弟の戦い




宇髄｢おいおいおい、お前ほんとに上弦の伍かぁ!?｣


良哉｢何をあたりまえのことを言ってる
この目に書かれてあるのが見えないのか？｣


宇髄｢見えてるから聞いてんだろ
お前、弱いんだよ｣


良哉｢はぁ??｣


宇髄｢鬼になったばっかりで大して力もついてねぇんだよな？｣


良哉｢何言って｣


宇髄｢前に戦った上弦の方が手強かったわ
お前なんかゴミくらいだな｣


良哉｢…っ、ふざけやがって｣


宇髄｢音の呼吸、弐ノ型、先斬後奏｣


良哉｢なんだ？
お前火薬使ってんのか？
耳に響くわ、うるせぇなぁ｣




まだ、もっとやれ




宇髄｢音の呼吸、陸ノ型、潮騒残響｣



強くないはずなのに、まだ攻撃が出来てねぇ

なんだ、この違和感は




宇髄｢…っ｣




わかった

こいつ、爆薬くらわねぇ…!!




宇髄｢くそっ、なんでっ｣




良哉｢無駄だよ
俺の体はね、忍への体制があるから諦めた方がいいよ

っま、さすがにその刀で斬られたら死ぬけど
爆薬も毒も投げ道具も俺には効かないぜ？
そんでもって俺には｣


宇髄｢ぐっ…!!｣


良哉｢いくらでも手裏剣やクナイを出せるからね？
あんまり近いとこうやってぶっ刺すよ？｣









──────────




短くてすみません！

音の呼吸は1,4,5しか原作に出てこないため勝手に作りました、すみません




ここで少し補足といいますか、説明が必要かなと思いまして

きっとここまで読んでくださっている読者さんは前回のお話で出てきた手裏剣の説明に違和感を覚えたのではないでしょうか？

細くて、俺の手よりも少し小さいくらいの長さで先がとがっている投げ道具

と私は書きました

きっと皆さんの想像する手裏剣は細いとは思わないですよね？
薄い、だったら思うかもしれませんが…

手裏剣とは本来棒状のもので、指に挟んでもち、手の甲で隠すように持って投げるものなんですね
だから手裏剣って書くんですけど

え、じゃあ、アニメや漫画でよくみる風車のような一般的に手裏剣と呼ばれるものは手裏剣じゃないの？
と思いますよね
それも手裏剣ではあります
棒状のものは棒手裏剣、風車のようなものは平形手裏剣と分類できます
地域などによっては棒手裏剣を手裏剣、風車のようなものを車剣とも言ったりするようです

車剣は棒でも平形でもない立体のもの、という定義もあるので一概に言えないようですね…うーん、難しい…(笑)

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