であい_3 ページ3
.
まぁもういいか、元々僕は任務帰りで早く帰りたいと近道だったこと道を通ったのだから別にこの子がどうなろうと僕の知ったこっちゃない
そしてその少女は再びしゃがみこみアリの観察を続けている
「じゃあAちゃん、ここは暗くて危ないから気をつけてね、僕はもう行くとするよ」
『え、おじさんなんでAのなまえしってるの?もしかしてすとーかー?』
「うん違うね、君が自分で言っていたんだよ、だからそう言う思考に至るのは辞めようねあと、おじさんじゃなくてお兄さんね」
『あ〜』
なんで僕がこんな子供に振り回されなきゃいけないのさ、しかもこの子変なところで馬鹿だし、こっちの身にもなってよ
『でもおにいさんこんなか弱いAをこんなところ置いていくの?』
「知らない人に着いて行けないのだろう?じゃあ僕にできることはないね」
『ぽりすめんよぶとか、もっとほかになにかないの?もしかしておにいさんばか?』
「うん、君は余程僕に殺されたいようだね」
『きゃー(棒)』
本当にこの子なんなの!!!!
物凄くムカつくのだけど!!!!
本当に調子狂うよ全く、僕にどうしろって言うのさ
「じゃあもう一度聞くよ、君の親は何処にいるんだい?」
『んー、おかあさんはいないよ、1か月前におとこのひととどっかいっちゃった、おとうさんもりこんしていない』
「あーじゃあ、どうやってここまで来たの?家は?」
『がっこうがえりにらんどせるをおすどもにひったくられたからそれを追いかけたらここにいた』
「雄共・・・」
雄って、言い方が凄いな・・・・
それにしても虐めなんて、最近の子は馬鹿馬鹿しいことしかしないなぁ
そんなことしたって自分に利益なんてないのに、どうせ後々自分に返ってくるだけなのにさ
「はぁ、しょうがない、僕もランドセルを探すのを手伝ってあげる」
『!ほんと?』
「・・・・・おいで」
『うん!おにいさんかっこいい!いけめん!』
「あんまり調子乗らないの」
繋がっている彼女の小さい手から伝わってくる熱は暖かく、その熱で僕の手を包み込んだ
.
388人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
灯り火 - 夢主ちゃん、僕と誕生日同じだぁ!! (8月27日 16時) (レス) @page36 id: 6e740fec71 (このIDを非表示/違反報告)
月城 凛月 - あ!私も文ストの為に第五入れましたw このお話と主さん最高!! (2023年2月21日 16時) (レス) @page24 id: 430ee1c6c8 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 夢女で悪かったなさん» さて、果たして夢主ちゃんへの愛はこれからどのように発展していくのか······ふふふふ← (2022年12月7日 21時) (レス) id: 262441edc1 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - ぶんすとの世界に転生したい!!さん» 可愛いは正義なのですよ!!! (2022年12月7日 21時) (レス) id: 262441edc1 (このIDを非表示/違反報告)
夢女で悪かったな(プロフ) - おにロリ(概念)好きです!もうみんな全部可愛いしてぇてぇ...てか太|宰さん密かにロリちゃん(夢主)に激重感情抱いていらっしゃる...?ちゅやさんの胃が心配になってきた... (2022年12月6日 17時) (レス) @page48 id: 6eeb9ee70c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あむ | 作成日時:2022年10月29日 15時