VAL組とお菓子づくり ページ20
外は曇りで少々寒い。
いつも半袖のビクターくんと薄い服を着ているルカくんは寒そうに震えている。
温かいものを飲もうとしたが、茶請けがないとのことだったので4人でお菓子を作ることにしたのだ。
だが私たちは男。
お菓子をつくったことも無ければ、キッチンに立ったこともない。
少なくともビクターくんはあるか、なんて思いながら準備をしている。
私が女性陣たちに貰ったレシピをみていると、
墓「な、なあ…、エプロンをつけてくれないか…?」
アンドルーくんがはずかしそうに私に頼んだ。
エプロンをしたことがないんだろうか。
私はアンドルーくんにエプロンをつけ、リボンをキュッと結ぶ。
このエプロンはナイチンゲールさんにいただいたものだ。
シンプルでそれぞれにあうエプロンでとてもいい。
私はアンドルーくんのエプロンをつけて再びレシピをみようとした。
でも横を見るとエプロンを持ったビクターくんとルカくんがいた。
囚「Aくん、私にもエプロンをつけてくれないか？」
ポ「ん！!」(僕にもお願いします…!)
…あれ？さっきこの二人、自分で結んでいないっけ？
主「二人とも、さっきエプロンつけてなかったか？」
私の質問に二人はドキッと驚いていた。
囚「い、いやぁ〜…結んでないな…。なあビクターくん？」
ビクターくんは必死に首を縦にふる。
とりあえず私はルカくんにエプロンをつけた。
アンドルーくんは呆れ顔でルカくんをみている。
ルカくんは私にエプロンをつけてもらいたかったんだとなんとなく知っていたので私は何も言わなかった。
次にビクターくんにエプロンをつける。
リボンを結んでいるとウィックがビクターくんをじーっと見ていた。
ビクターくん、まさか君もとは…。
私は嬉しさと呆れの感情を押し込めてリボンをキュッと結ぶ。
アンドルーくんはルカくんのさっきの行動に少々ご不満のようだった。
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夜深(プロフ) - ここにリクエストとか書いてください！ (2020年5月24日 15時) (
レス) id: 55629ffe17 (このIDを非表示/違反報告)
夜深(プロフ) - コメントありがとうございます！同じくVAL組が好きです。小説の更新頑張っていきます！ (2020年5月17日 3時) (レス) id: 55629ffe17 (このIDを非表示/違反報告)
空季 - VAL組好きなので小説があって嬉しいです。更新頑張って下さい、楽しみにしてます。 (2020年5月16日 23時) (レス) id: 57bf457d23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜深 | 作成日時：2020年5月15日 18時
