とある人の嫉妬?2 天若清弦 ページ13
私、何考えていたのッ!?私と清弦は恋人でも無いのに、友人なのに‥‥
私が考えていた事が恥ずかしくて目線を下にしたら
「逸らすなよ未央」
顎を捕まれて目線は清弦に、私の目に写るのは私でも有馬達も知らない男の顔、欲を宿した顔だ
その顔にゾクッとして更に顔が熱くなる
そんな私に清弦は頬に手を当てていた
「‥‥そんなに良かったのかぁ〜?」
「はァ!?何言って「鏡で見てみろ」!?」
清弦は私の体を反転させ鏡を指差した
そこには目を蕩けさせ頬を赤くした私がいた
その光景にギュッと目を瞑ると右耳に湿った感触がした
「やぁぁ‥‥清げっ、もうやめっ‥‥ひっ!?」
止めようとすると今度はガリッと噛まれ悲鳴が零れた
「あ?聞こえねェなぁ〜」「意地悪っ‼ひゃうっ!」
私が口答えする度に清弦は私に噛み付き耳は赤く染まり首筋や鎖骨には赤い花が咲いた
「もぉ、やだぁ‥‥やだよぉ清弦」
それから数十分、散々虐められた私は泣きながら反転させていた体を戻し清弦に抱きついたが直ぐに離された
「ひっく‥‥な、何でぇ」
「俺が欲しいなら‥‥分かるだろ?」
ああ‥‥今日はいつに増してドSですね清弦さん
あんな事言われても、この火照った体は清弦にしか冷ませない
だけど‥‥‥「お前が言わなきゃ俺は行くが良いのかぁ〜?」「‼」
そう言って清弦は私から離れてドアへ行こうとする、けど
「行っちゃやだぁ‥‥何でもするから、行かないでぇ」
体が熱くて堪らなくて早く冷ましたくて
何より清弦が私から離れるのは何故なのか嫌だった
だから、清弦の服の裾を引っ張り清弦を止めると直ぐに清弦の腕の中にいて、片手は腰に、もう片手は太股に置かれていた
そして近付く唇‥‥重なる一瞬、清弦は動きを止め
「未央、強請ってみろぉ〜」
「ぁ――――「おやお取り込み中だったかな」あ、新!?」「チッ」
静かに壊された扉の前には私達の共通の友人である嗎新がいた
新が割り込んだ事で理性が戻り今まで以上に赤面した
「邪魔すんなよ新ぁ〜」
「それはすまなかったな清弦たん。だが有馬たんが未央たんを探していたのでな呪力を辿らせて貰った」
新の介入で清弦はあっさりと私を放し私は急いで新の元へ行き背中を押した
まさか最初に念じてたSOSが届くとは驚きだ
もしあのまま続けていたら今ごろ―――――
取り合えず早く忘れて有馬の所に行きたい
――――――――
これが作者の限界だぁ‼&雪なっぱ様これで如何でしょうか?
想いは花となりて 天若清弦→←とある人の嫉妬? 天若清弦(リクエスト)
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サクサク(プロフ) - すっごい良かったです( ^ω^ )あまあまでお願いします(*≧∀≦*) (2017年9月16日 22時) (レス) id: 47ab031b03 (このIDを非表示/違反報告)
サクサク(プロフ) - リクエストで、勘ちゃんお願いしてもいいですか? (2017年9月16日 22時) (レス) id: 47ab031b03 (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - リクエストで、土御門有馬様をお願いします! とても甘いのお願いします!m(__)m (2017年1月20日 19時) (レス) id: e8a630efc5 (このIDを非表示/違反報告)
黒蓮(プロフ) - リクエストお願いしてもいいですか?婆娑羅の神威と夢主の恋愛をお願いします!か、かなり甘めで/// (2017年1月8日 2時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
天馬イチズ - ヤバイめっちゃ面白い!続きが早く見たい! (2016年12月29日 19時) (レス) id: 8aa5a985ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍 | 作成日時:2016年11月2日 0時