第25話 仕事 さとみside ページ31
さとみ「…朝か」
あの後、俺もつられて寝ちゃったみたいで、ソファで目を覚ました。
Aちゃんを見てみると、まだ寝ているようだ。目は腫れてるものの、顔色は昨日よりは良い。
今、7時くらいだから、学校に連絡するのに丁度いいな。
そう思い、スマホを取って学校に電話をかけた。
そしたら3コールくらいで、教師の人が出た。
さとみ「…あ、もしもし」
教師「はい、○○中学校です。」
さとみ「あ、2年2組の日川Aの保護者ですが、2年2組の先生はいらっしゃいますか？」
教師「2年2組の先生ですね。少々お待ちください。」
少しの沈黙が流れたあと、声が聞こえた。先生は女性のようだ。
先生「はい、お電話変わりました。2年2組担当、沼田です。」
さとみ「あ、初めまして。Aがいつもお世話になっております。
それで、Aが昨日吐いてしまいまして…熱も高いので、今日は休ませます。」
先生「あら、Aちゃんが…分かりました。お大事になさってください。」
さとみ「はい、ありがとうございます。失礼します」
そう言って電話を切った。
…なんでこんな日に限って打ち合わせあるんだよ。
けど、ツアーの打ち合わせだから休む訳にもいかないし…
結局、どっちも同じくらい大事だからな。
Aちゃんをソファに下ろし、布団をかける。
朝ごはんを作り、用意をする。
スマホと、モバイルバッテリーと財布。あと、一応前に貰ったツアーの簡単な企画書も持っていくか。
家を8時に出れば余裕で間に合うので、Aちゃんを起こすことにした。
さとみ「Aちゃん、Aちゃん」
『…んぁ？…あれ？おはようございます…』
さとみ「うん、おはよう。」
『さとみくん、そのバックなんですか？』
俺が持ってるバックを指さして言った。
さとみ「これ？今日打ち合わせだから、8時に家出るの。」
『私1人ってことですか？』
さとみ「そうなるね。けど、打ち合わせ終わったらすぐ帰ってくるよ。ご飯はお粥があるから、それ食べてね」
『分かりました…』
1回も体を起こさして、髪をとかす。
やっぱりサラサラだな。
ちゃんととかせたかな、と思いAちゃん用にホットミルクを出す。
『あ、ありがとうございます…』
猫舌なのか、フーフー息を吹きかけて飲んでいた。そこもまた可愛らしい。
Aちゃんと少し話していると
さとみ「あ、8時！そろそろ出ないと！」
『…さとみくん、行ってらっしゃい』
さとみ「…！へへ、行ってきます！」
第26話 打ち合わせ さとみside→←第24話 予感 さとみside
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼空 - 乃猫さん» 凄いですね！私、金欠で10枚しか買えなくて…。るぅとくん以外の甚平と水着の全員、莉犬くんのが出ましたw (2019年10月6日 17時) (
レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)
乃猫(プロフ) - 蒼空さん» わたしは２日目にめっちゃやってそのひにころちゃんの法被？と全員二枚以外は揃いましたww (2019年10月6日 13時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - 乃猫さん» はい！もちろん買いに行きましたよ(*^^*) (2019年10月6日 12時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)
乃猫(プロフ) - すとぷりのブロマイドもやってますよね〜(*´ω｀*) (2019年10月5日 13時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空 - おばかさん» お優しいですよ(｀・∀・´) (2019年10月4日 6時) (レス) id: 3f6e9004cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼空 | 作成日時：2019年7月29日 8時
