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第92話 ページ44
キスをされた。
温もり…愛情…
欠けていた心が満たされていく。
今まで、満たされることのなかった心が…
太輔様のキスで満たされていく。
自分がずっとずっと求めていて…
ずっとずっと欲しかった愛情で満たされていく。
玉「…太輔様…」
久しぶりに…
心の底から笑顔になれた。
あの時以来作れなかった笑顔…。
周りには、宮田達がいて…。
玉「…ごめんね…」
…宮田達も話を聞いてたみたい…
…僕がずっと抱えていた寂しさも苦しさも聞かれたかな…?
宮「…裕太様…ずっと寂しかったんですね…
でも…裕太様のことを…心から慕っております…
心から必要としています。
裕太様は僕の心の支えですから…」
千「…僕も!裕太いないと、話し相手いないじゃん!
しかも、太輔様だっけ?途中で出てきて、かっこつけんな!
裕太!こんな奴に騙されんなよ!」
玉「ふふふっ…はいはい…」
僕が間違ってた。
宮田も千ちゃんもちゃんと必要としてくれてたのに…
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作者名:たんまもり姫 x他1人 | 作成日時:2015年10月27日 19時