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第27話 ページ28

俊「…ほら、北山は我ら光の城の者だ!」

健「そうだ!でたらめ言ってるのはそっち

だっ!今すぐ消えろ!」

…やはり、理解してはくれないか。

渉「……分かった。」

ニ「ちょっ、渉っ!諦めるの!?」

…ふふ、ニカ。それは違うさ。

渉「……光の王子、裕太様。」

王子は、具合が悪化しているようで、

荒い息を繰り返していた。

裕「…な、…に…?はぁ…っ、はぁ…っ。」

渉「俺達は、闇の人間です。でも…、

貴方に、聞いてほしいことがあります。

…北山は、貴方を大切に想っています。」

ニ「…渉……?」

首をかしげるニカ。

無理もない、俺の考えはまだ明かさない。

渉「…北山の傍にいるときは、必ず、

北山が守ってくれるはずです。」

北「と、当然だろ、俺は光の城の者だからな!」

渉「…だったら。光の力を使えますよね?」

健「……え?」

北山が目を見開いて固まる。

今度は二人が首をかしげた。

ニ「…なるほどね。」

ニカもようやく理解したようで、

ニヤッと顔を緩ませた。

渉「本で読んだんです。光の世界の者は、

自分の手に、光を宿せる、と。

北山も、出来るはずですよね?」

ギリッと口を噛み締める北山。

ニ「闇の者は、闇しか宿せません。

ぜひ、この場で見てみたいものです…。」

キッと北山を睨み付ける。

………さぁ、早く白状しろ……。

闇の世界の、裏切り者め……っ。

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キス玉大好き - 読んでて続きがむちゃ気になります。これからも頑張って下さい。応援してます!! (2015年10月26日 23時) (レス) id: 28c17bcde2 (このIDを非表示/違反報告)
たんまもり姫(プロフ) - キス玉大好きさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります! (2015年10月24日 20時) (レス) id: 8789db1726 (このIDを非表示/違反報告)
キス玉大好き - 藤玉大大大好きです。玉ちゃんとガヤさんの出会いも気になります。これからもお2人で頑張って下さい。応援してます! (2015年10月24日 20時) (レス) id: 28c17bcde2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんまもり姫 x他1人 | 作成日時:2015年10月16日 23時

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