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第11話 ページ12

太「渉っ!!」

渉「太輔様!?どうしてこんな所にっ!?」

光の世界と闇の世界の境目にたどり着くと、

そこでは渉とニカが必死に争いを止めようと、

闇の住人の力を防いでいた。

あのニカが、立ち撃ち出来ないなんて…。

太「……渉、ニカ、下がってて。」

俺は黒馬から降り、二人を下がらせた。

争いを止めようとしない住人。

太「…争いの手を止めろ。」

俺は光の世界にバリアを張った。

「太輔様!?なぜ光の世界をかばうのですか!」

「これは宏光様からの命令です!」

「これは太輔様が何を言おうと、計画を進めろと、

宏光様が言っていました!」

…北山、洗脳までして戦わせていたのか。

太「…俺から直々の命令を下す。

今すぐに争いを止めろ。でなければ、

…一人一人、俺が首を斬っていく。」

また剣を持ち、赤く染めた目で住人を睨む。

「…たっ、太輔様…っ。」

一瞬、攻撃を止めた住人。

太「…その手に持っている武器を、捨てろ。」

これで、解決するはずだった。

……でも…、

宏「…そんな事、無駄ですよ、太輔様…。」

光の世界にいた北山が、

光の住人を抱えて、宙に浮いていた。

宏「…ふふっ、良いお知らせですよ…。

俺の腕の中にいる人は、光の世界の王子、

……玉森、裕太ですから。くすくす…っ。」

…思いもよらない言葉に、目を見開く俺。

玉森、裕太。じっくりとその顔を見つめると、

…なぜか、懐かしい記憶が甦った。

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キス玉大好き - 読んでて続きがむちゃ気になります。これからも頑張って下さい。応援してます!! (2015年10月26日 23時) (レス) id: 28c17bcde2 (このIDを非表示/違反報告)
たんまもり姫(プロフ) - キス玉大好きさん» ありがとうございます!これからも楽しんでいただけるよう頑張ります! (2015年10月24日 20時) (レス) id: 8789db1726 (このIDを非表示/違反報告)
キス玉大好き - 藤玉大大大好きです。玉ちゃんとガヤさんの出会いも気になります。これからもお2人で頑張って下さい。応援してます! (2015年10月24日 20時) (レス) id: 28c17bcde2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たんまもり姫 x他1人 | 作成日時:2015年10月16日 23時

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