ーカ ラ フ ル。w.yー３

ー言い足りないキモチ。 ページ18

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身体を拭くこともなく、
熱気を帯びたまま
ベッドへなだれ込み、

息つく間も無く、
熱が篭ったキスが注がれる。









「‥あれ？A、ココどうしたの？‥濡れてるよ？」

「っ、んん‥っ‥‥だって、あんな‥キス‥‥する、か‥ら‥」









既に彼を求めている私のナカを
確かめるように撫でられて、

言いようのない快感に
息が上がる。









「ん？キスするから、何？」

「え‥‥っ？」









この後に及んで、言わせるの？

我慢出来ないとか言ってた割に、
渉の表情には余裕すら感じられる。



小悪魔的な発言に、
思わず両手で顔を隠したけど、
あっさり剥ぎ取られた。









「もう‥‥なんで、そんな可愛いの？」

「え‥？‥‥ん、あっ！‥‥」









そう言い残すと、
一気に渉が入ってきて

再び、溢れるほどの
愛と幸せでいっぱいになる。







絶え間なく降ってくる

甘い吐息と
重なる唇。









「‥っ、ん‥‥ぁ‥わた‥る‥‥っ」

「‥‥っはぁ‥Aっ、‥」








愛しい人の腕の中で
零れ落ちる
お互いの名を、囁いて









「‥‥‥っ、好‥き‥」

「俺も、‥‥好き、だよ‥」








言っても言っても、
全然足りることのない
好きの、言葉。
大好きの、キモチ。

ひとつに繋がって、
少しは伝え足りるのかな。





もう無理、って言っても
Aのせいだよ、って

離してくれなくて、
窓辺から、微かな光に包まれるまで、

何度も何度も愛し合った。









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ー誕生日。→←ー良いけど良くない。

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