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今すぐここでメチャメチャにしてやりたい。
俺の下に組み敷いて鳴かせてやりたい。
乱暴で救いようのない欲望とともに、純粋な光にこんな汚くみだらなことをしていいのか、という畏れが湧いてくる。
普段、ちょっとした下ネタにさえ耳を赤くして聞かないフリを決め込む光だ。
そんなことを頭の片隅で考えながらも、俺の手は止まらないし、腰だって動き続けていた。
「あぁぁ、やぶっ、だめっ!出ちゃ…ああ、離して……!」
息遣いが乱れた光は切迫した声で肩を揺らした。
逃れようとするが、俺は許さなかった。
「離さねぇよ、ほら、いけよ」
そう言ってより強く光のソレを擦り上げると、甲高い声で「ああっ!!」と叫んで光は俺の手の中で達し、ぐったりと凭れかかってきた。
その体温と重みに、光が俺の愛撫に感じて気持ち良くなったんだと実感し、俺もたまらなくなった。
「ひかる……!」
俺も光の尻に擦りつけながら、そのまま欲を出した。
なめらかな光の肌は石鹸の泡と俺が汚した欲望にまみれた。
ずるり、と二人とも床に座り込み、シャワーの音と早い呼吸音だけが浴室に響く。
しばらくのあいだ、二人とも無言だった。
性的に達した後の気怠さと光が可愛いというこそばゆい感じと一緒に、人に言えないことをしてしまったんだという罪悪感と、いや、これは光が誘ってきたんだから俺は悪くない、というズルい言い訳が胸の中で渦巻いた。
「……
こんな気まずい時、助けてくれるのはいつも光の方だ。
無理に笑った光はゆっくり立ち上がり、「先に出るね」と小さく呟いて浴室を後にした。
パタンと力なく閉まったすりガラスのドアの向こうで、光が泣いているんじゃないかと思ったけれど、俺は動くことができなかった。
後を追って、「光、好きだ」と言ってやりたかった。
だけど俺は臆病で、ズルいヤツだった。
男に、しかも光に、「好きだ」と言っていいのか。
そんなこと言ったら──“普通”という枠からはみ出したら、ただでさえ芸能界という“普通じゃない”世界に身を置いているのに、俺はもっと普通の人でなくなってしまう。
今は事務所内でスポットがあたるような仕事をさせてもらっている。
デビューだって噂されている。
でも、それが実現するかどうかは分からない。
いつでも俺は普通の人に戻る逃げ道を確保しておきたかった。
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しろくま(プロフ) - Ｑさん» 手のひらを返したような甘デレのやぶりんです（笑）長年拗らせていたら、ああなっちゃうのでしょうか？夜のご指導は…どうでしょうか？別の機会に（笑） (2019年5月9日 21時) (
レス) id: 58687bcc1e (このIDを非表示/違反報告)
Ｑ(プロフ) - おまけもたっぷりで完結おめでとうございます！ゆうやま！可愛い。そしてぐるぐるしてたくせに、今はすっかり幸せ一杯の薮さんが可愛くって可愛いです。…しかし、ちょっと聞きたかったですよ~。薮さんのゆうとくんへの赤裸々な性活指導… (2019年5月9日 19時) (レス) id: ce22f02e95 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - はなこさん» はなこ様…ゆとやま作者様に読んで頂いて恐縮です(;^_^Aやまちゃんのお誕生日記念のつもりだっつたのですが、本人が登場しないという体たらく…。可愛いやまちゃんははなこ様で美味しく頂こうと思っておりますっ。コメントありがとうございました。 (2019年5月9日 9時) (レス) id: 58687bcc1e (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - みるみるみるきーさん» みる様、ゆーと担から殺されるかもしれん、と怯えつつ…。ゆーとくんはイケメンが過ぎるので、どうしてもこんな感じにしないと私には書けないのですな（笑）楽しんで頂けてよかったです〜。 (2019年5月9日 9時) (レス) id: 58687bcc1e (このIDを非表示/違反報告)
はなこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！やぶひかが最近、ますます尊いのはこんな裏が…なんてリンクしちゃいました。そして、しろくま様のゆとやま〜っ！また是非ぶっ込んでくださいませ！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: be0c1ceb57 (このIDを非表示/違反報告)
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