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side kei




あれから結局、ほとんど高木と一緒にいた。


翠と由愛は2人でヒソヒソ何か話してはクスクス笑ってて、男の俺達の入る余地が無かったから。





雄也「伊野尾君、また休みの日にここに来なよ。」


「えー…何で。」


雄也「何でって。一緒に遊ぼう。友達も呼ぶからさ。そこのカフェの犬、すっげー可愛いの。今日はいないみたいだから、今度、ね。」



話してみたら楽しいやつだ、高木って。

今だって一生懸命、俺の事を誘ってくれてる。




雄也「ヒマだしさ、俺。」


「ヒマ?受験生だろ、お前。」


雄也「この前、中退したの。タバコ見つかって大騒ぎになってさ。元々真面目にやってなかったし、仕方ないよね。」




頭をかきながら、バツが悪そうに笑ってる。

俺はその話でいろんな事を思い出して…これ以上、この話を聞きたくないって拒否反応が出始めていた。




雄也「伊野尾君?大丈夫?」


「え?…別に。」


雄也「疲れた?顔が赤いかも。熱ある?」




そう言って高木が急に俺の額に手を伸ばした。





「…っ!」



どくんと心臓が波打つ感覚に眩暈がする。


思わず高木の手を払いのけた。









.









.









翠「私はまだ帰らないから。由愛、慧の事お願い。」


由愛「うん。…慧、帰ろう。」



座って休んでた俺を由愛が立たせた。

その様子を困った顔して高木が見てくる。




「ごめん、高木。先、帰る」


雄也「こっちこそゴメン…具合悪いの、気付かなくって。」




そうじゃない。

ちょっと気分が悪かっただけ。


せっかく心配してくれたのに、咄嗟に手を払ってしまった。





「また、今度来るから。」


雄也「…マジ?分かった!元気になったら連絡して!」




申し訳なくて、また来るなんて言ったら、高木がめちゃくちゃ喜んで…ちょっとビックリ。



本当に子供みたいに屈託がない顔して笑う。

そんな高木を見てたら、さっきの気分の悪さも消えてった。








.

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きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 姐さんあけおめでございます!何も考えずにつけたお名前でしたが、なるほど甲本さん…(笑)翔君と同期の設定なので、若めに変換して読み進めてくださいませ。続編の準備が出来ましたので引き続きおつきあいください。2は初っ端から…やばば( ;∀;) (2018年1月3日 18時) (レス) id: 782f9227dc (このIDを非表示/違反報告)
みるみるみるきー(プロフ) - あうぅーー。なに?どうなるの?!え?甲本はなにするの?!やーばい、やばい。あの甲本さんが浮かんでるるる。こないだ金八先生見たばっかだからーー。 (2018年1月3日 0時) (レス) id: 40e0ecae06 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - ヨウコさん» ヨウコさんの絶叫ゲット(笑)先は長いので程々に…(;´Д`)もうパス復活のタイミングが分かんなくなってきてるとこです☆どうにでもなれ〜い(笑) (2017年12月28日 15時) (レス) id: cb24d66707 (このIDを非表示/違反報告)
ヨウコ(プロフ) - うわぁぁぁ!そうきたかーー!やっぱりきょんふぁさまのとこには私叫び声をあげるんですねー!うおーーー!何をどういったらいいかわからないーー(>_<) …はあはあはあ…沼ですかそうですか。私またどなたかと手を繋いで震えながら読み進めないとだめですね… (2017年12月27日 18時) (レス) id: 1ec0dcf065 (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - みるみるみるきーさん» 姐さんに好きと言ってもらえて嬉しい(*´▽`)でもこの先沼が待ってます。どうか引かれませんように(笑) (2017年12月27日 17時) (レス) id: fd52a08e50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:京華 | 作成日時:2017年11月27日 22時

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