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side ryosuke
A「全部自分ひとりでしてるの？」
「まあ、そうだけど…そりゃ、アドバイスとかは貰ってるけどね。」
A「すっごいなぁ…。そっかぁ…。」
やっとこっちに興味を持ってくれた感じ。
嬉しくなって、結構色々喋っちゃった。
単純だな、俺って。
俺のこーゆーとこ
亜哉子さんはどう思ってたんだろう。
…よくよく思い出してみたら、あんまり俺の話聞いてる感じじゃなかったな。
ちゃんと聞いてくれてないから、話が噛み合わない事が多かったし。
それは亜哉子さんの性格だって思ってたから、聞いてるの？なんて言った事も無かった。
今更だけど、軽く扱われてたんだな。
それって寂しい事…。
A「見てみたいなー…。」
こんな事も、言ってくれなかった。
お互い、仕事の干渉はしなかったから。
…そうだ、俺だって…
亜哉子さんが書いた本、読んだ事なかったな。
TV出演と、雑誌だけ。
それもほとんど内容なんか分かってなくて…ただ見てただけだ。
「見に…来ればいいじゃん。」
A「え？」
「来てよ、俺の事、見に。」
こんな事言ったの、初めてだ。
言っといて自分でビックリ…
当然、Aも。
目を大きく見開き、じっと俺を見てる。
分かんない？
もっとハッキリ言わなきゃ伝わんない？
「俺の事、見て欲しい。」
A「…涼介…。それって…。」
「彼女に…なって。…そばにいて。」
きっと、意識してないところで無理してたはず。
亜哉子さんと一緒にいた頃には感じられなかった安心感。
Aになら、どんな格好悪いとこも見せられる気がした。
A「…う…うっそだぁ…！何かあるでしょ！」
やっと口を開いたかと思ったら、これ。
頭をブンブン横に振ってるA。
「バカッ…うそじゃねーよ！人が真剣に話してるのに、お前っ…！」
A「本気で言ってるの…？」
ピタリと頭が止まり、また俺をじっと見てくる。
「本気。お前の事が好き…。」
ここまで言えばバカでも分かるだろ。
A「…ちょっと…考える…。」
「はぁ？お前、俺にここまで言わせといて何？返事、今！早く！」
考える、なんて返事は想像してなくて
必要以上に急かしてしまった…格好悪いな、俺。
けど…
A「わ、分かったよ…付き…合う…。」
一応、いい返事もらえた。
.
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あこ(プロフ) - 再開楽しみにしています！！！ (2018年2月8日 19時) (
レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - あこさん» ありがとうございます( *´艸｀)更新止まってて申し訳ないです。一応続き書く予定にはしてますので再開したらよろしくお願いします☆ (2018年2月8日 16時) (レス) id: 782f9227dc (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - この作品大好きです！！続きとても気になります！ (2018年2月7日 23時) (レス) id: 105c11924c (このIDを非表示/違反報告)
きょんふぁ(プロフ) - あいさん» ありがとうございます(*´∀｀)滞ってますが、頑張ります！ (2017年12月20日 10時) (レス) id: fd52a08e50 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続き楽しみです！ (2017年12月18日 18時) (レス) id: 2009f0790d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょんふぁ
| 作成日時：2017年11月20日 23時
