距離 ページ43
思わず逃げようとするあたしの腕をつかんで…
「いいから」って言う二宮さん
バイト中に隣に座ったことだってあった…
でも…
今までの距離感となんだか違うのは…
昨日のことがあったから…
細そうに見えて、やっぱり男なんだって思うがっちりした腕
それに今までは煙草の匂いしか感じたことなかったのに…
今日は香水のいい香りがしてて…コーヒーを持つ少し小さ目な手さえも色気を感じてしまう
そう思うとこの沈黙も変にドキドキしちゃって…思わずあたしから話を切り出してしまった
＊
「あの…話ってなんですか？」
和「ん？」
って少し首を傾けて返事をする二宮さんは、TVで見るときと同じくらいにかわいい顔
「えっと…//」
その顔に思わず照れてあたしが顔を俯かせると…
コトってカップの置く音が響く…
少しだけ縮められた距離間にドキドキしながら…
あたしの持ってたカップを奪うと…自分のカップの横にそれを置いて…
あたしの方に体を向けた
「なんか…ちょっと怖いんですけど…」
和「怖い？なんで？別に取って食う気はまだないよ？」
「！…//まだって…//
…じゃなくて…なんか…優しい感じがして怖い」
和「優しいのに怖いの？」
「…はい…なんかよくわかんないけど…彼は優しくはなかったから…」
和「…」
雄一のことを考えるとまたいやな気持になる…
それでも今平気でいられるのは…きっと目の前に二宮さんがいてくれるから…
この縮まった距離の意味を知りたい…
昨日キスされた意味をしりたい…
どうして…
急に優しくしてくれたの？
どうして…
そればっかが昨日からずっと頭を駆け巡っていたことに気付く
「どうして…二宮さんは…こんな風にあたしにやさしくしてくれるんですか？どうして…」
そう問いかけると…
「ふぅ〜」と一呼吸して…ポツリポツリと話初始めてくれた
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マヤ(プロフ) - はい！頑張ってください! (2014年9月18日 0時) (
レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - マヤさん» マヤさん！コメントありがとうございます(*^_^*)
頑張りますo(^-^)o (2014年9月17日 23時) (携帯から) (レス) id: b3d64df613 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - すっごく面白いです！完結させて下さい！応援してます！！ (2014年9月17日 20時) (レス) id: d33174d196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2014年8月26日 5時
