妙な ページ22
「(この曲の思い出は？)」
翔「(思い出？)」
「(はい。例えばどんな時に聴いていたとか)」
翔「(あぁ…)」
あんなことがあった上に、どうしたって気になる…
彼の腕…唇…
…身体
翔「Aちゃん？」
「えっ////」
翔「どうしたの？」
「あ、い、いえ…(大丈夫…)」
翔「…本当に？」
「…(うん)」
ピアノって腕や手が目に入るし、会話をしてれば自ずと唇を見ることになる
だからか、妙に視線が向かってしまって…
自分が冷静でいられないような気がして、思うず休憩を申し出てしまったんだ
翔「…Aちゃんの英語はヒヤリングしやすくて俺でも聞いてられて助かるよ」
「そんなっ////櫻井さんがすごいんですよ。ピアノも本当に教えることなんてないくらいなのに…」
翔「いや、そんなことないって」
「そんなことありますって」
お互いそんな会話をしてても、妙によそよそしい感じ…
まだ…
前の方が普通だったように感じる
翔「じゃあ…次回にまた」
「はい。曲も無理なく練習してきてくださいね」
翔「あぁ、うん。そうします(笑)」
「はい(笑)」
翔「…じゃ…」
「じゃあ…」
だけど、なんだか離れがたい感じなのは…
あたしだけ…？
あの…抱き合った日がすぐに蘇ってきて…
身体が熱くなるのを感じてしまう
翔「…」
「…」
翔「…じゃあ…」
「…」
翔「っ…」
「…あっ////ご、ごめんなさい////」
つい…掴んでしまった彼の服の裾
クイっと後ろに反るような感覚に襲われたであろう彼が…振り返って、困ったように微笑む
「っ！！」
謝って…後ろを向いた瞬間、今度はあたしが腕を引っ張られて振り返る
そこからは…
また…
あの日を思い出すように抱き合ってしまったんだ
20year anniversary→←なんかあった顔ーside shoー
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さくらさく(プロフ) - ともさん» ともさん、いつもコメントありがとうございます！今年もよろしくお願いします！ (2020年1月14日 8時) (
レス) id: dfcc736d8e (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - さくらさんあけおめです！！今年も素敵なお話を楽しみに待ってます∠(￣^￣) (2020年1月3日 8時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - みかぽさん» コメントありがとうございます(^^)楽しみにしてくれてて嬉しいです！ (2019年12月30日 18時) (レス) id: dfcc736d8e (このIDを非表示/違反報告)
みかぽ(プロフ) - こんばんは！更新ありがとうございます！ 翔くんに見せつけるなんて主人公ちゃんの小悪魔っぷりが垣間見れました（≧∇≦）続き楽しみにしてます！ (2019年12月11日 23時) (レス) id: 627aaeefd6 (このIDを非表示/違反報告)
さくらさく(プロフ) - ともさん» コメありがとうございます。本当に一緒にいられただけで幸せでした^_^ (2019年11月7日 7時) (レス) id: dfcc736d8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらさく
| 作成日時：2019年8月22日 0時
