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A Side
太宰「いくら、芥川先生でも……ヒック… A は譲れません」
ねぇ、助けて。誰かタスケテ。
太宰さんは芥川さんから私を綺麗に奪った
太宰「司書と同じ匂いだ……」
え!?太宰!?
流石に、言い過ぎたな。まぁ…控えめに言って<かなりヤバい>
中原「モモノハナ野郎! チッ、何処に行きやがった」
目の前に居るけど……?
芥川「太宰くん、返してくれたまえ。」
太宰「イヤです」
反抗期の子供かよッ!?
A『誰でも良いからホント、タスケテ……』
私は、疲れたのか欠伸を数回した
すると、あの現象が……
太宰「やベぇ、その顔 凄ぇ唆る…」
欠伸だよ? あ・く・び・!
どうやら、欠伸で零れた涙を見て泣いていると勘違いした模様
中原「やっと見つけた……ってなにしてンだよ!?」
ごもっとも、正論です
中原「ずりぃじゃねぇかよ!」
え?そっち!?
もはや、私の希望は徳田さんしか居ないのか……?
A『徳田さああああん!助けてええええええええええ!』
私は必死に徳田コールを大声で伝わりやすいように叫んだ
余程、五月蝿かったのか次々に文豪が私のところへ視線を集中させた
徳田「まったく…すみませんが、一旦 A さん借りますね」
押し倒されていた私をお姫様抱っこで抱え上げ、食堂の外まで走り、助けてくれた
王子様だ……
A『徳田ざあ”あ”あ”あ”あ”あ”ん”!愛じでる”う”う”う”』
徳田「そういうの、簡単に言わない方が身のためだよ。」
A『え?』
え、だって助けてくれたじゃん……
徳田「そう言われると……き、期待するじゃないか。
し、しかも…な、涙目で言うものじゃないよ」
あ、そゆこと……
徳田「取り敢えず明日までは、食堂に近づかないこと、分かった?」
イエッサー、秋声兄貴!
A『はい!』
徳田「本当に分かってくれているのかな」
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いちご牛乳二世 - いえいえ、ここまで続けられたのもハイドさんやミレーさん、りんさん、等の皆様のおかげです!ありがとうございます! (2020年4月18日 15時) (レス) id: a4dbc11bd9 (このIDを非表示/違反報告)
ハイド - 続編おめでとうございます! (2020年4月18日 11時) (レス) id: 939615412e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Strawberry tarte x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/91a0cd23331/
作成日時:2020年4月17日 15時