恋愛テクニック3 ページ3
る「…あの、A」
不意にるぅとくんが心配そうに私の顔を覗き込んでくる
そんなに悩ましい顔をしてたのかな
と、ちょっと不安になる
だけど次に彼から放たれた言葉は、予想の斜め上をいくもので
る「…好きです!ひっ一目惚れしました…僕と付き合って下さい!」
ふわっと私両手を包みながらそう言う彼は
_とても綺麗に見えた
*−*−*
マンションのエントランスでエレベーターのカードキーを取り
今はエレベーター内で先程の事を思い返していた
_結局あの後…
る「…今はまだ無理でも、絶対にAを僕に夢中にさせますから_覚悟していてね?」
耳元でそう囁かれた時、私の顔は真っ赤だっただろう
まさか可愛いイメージのあった彼があそこまでキャラ変するとは
ギャップ萌え?だっけこう言うの
結局その後すぐるぅとくんとは別れたし
色んな意味で私の頭の中は大混乱
『はぁぁぁ…』
想像以上に大きなため息が漏れてしまい
住「ふふっあらまぁ大きなため息ね」
このマンションの住人の高そうな指輪をつけたおば様に笑われてしまった
『うぅ…色々とあったんです』
私の住むこのマンションはいわゆるセレブマンションで
住人の大体が社長令嬢、ご子息とか
または大物芸能人とか
凄い時は外国の大統領の親戚の人も
まぁそれ相当のセキュリティと装備が整えられているんだけどね
え?私?私は歌手の仕事とモデルの仕事で稼いだお金でここの最上階買ったよ?
あ、最上階は号室が1つだけなのつまりお隣さんが居ないってこと
値段は…モザイクいるレベル
ホントは最上階にする予定なんて無かったんだけど…
前ストーカーに別のマンションハッキングされて侵入されたからマネージャーが
薫「だめよ!もっとセキュリティを高くしなきゃ!」
との事で無理矢理薫ちゃん(マネージャー)負担で買わされたんだ
何でも薫ちゃんが最上階の景色に惚れ込んでしまったらしくて
薫「Aが此処に住めばいつでも此処に来れるわん♪」
彼(実は薫ちゃんオネエですw)は別荘持ち+超豪邸な自宅持ちな為これ以上買うなって親御さんに止められたらしい
だからって、わざわざお金負担しなく…いやしてもらえなかったら此処絶対買えない
まぁなんやかんやでここに来たけれど、住人の人達は皆良い人ばかりで安心している
リーン♪《35階です》
住「じゃあまたねAちゃん、今度お茶でもしましょう?」
『はい!是非!』
おば様と別れて、私は50階到着を待った
87人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましゅまろ(プロフ) - す★ご★い★ (2020年6月25日 15時) (レス) id: 78293e95b1 (このIDを非表示/違反報告)
雪羽 - みろんさん» いえいえ♪ (2020年5月26日 10時) (レス) id: f2a609166b (このIDを非表示/違反報告)
みろん(プロフ) - 読み方ありがとうございます、、、!(^人^)感謝♪ (2020年5月25日 23時) (レス) id: 855f020fea (このIDを非表示/違反報告)
雪羽 - みろんさん» かおる、ですよ!私も漢字苦手ですから気にしなくて大丈夫ですよ! (2020年5月25日 23時) (レス) id: 6ffa4af9c6 (このIDを非表示/違反報告)
みろん(プロフ) - あの、、漢字弱くて恥ずかしいんですけど、、、マネージャーの名前なんて読むんですか、、、? (2020年5月25日 22時) (レス) id: 855f020fea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:湖春 | 作成日時:2020年5月20日 22時