帰ってきた日常 ページ41
.
あれから、悪魔であることはごく一部には知れ渡っていたものの完全に悪魔として戻ったこともあり、私が悪魔であることは全校に知れ渡った
勿論、教員にも知れ渡った
意識が戻ったあと学園長に呼ばれ、学園長室に行ったらそこには先生たちがズラリと並んでいて驚いた
そして彼らは私の生い立ちなどを包み隠さず話したあと、異世界人な上に魔神の落胤であることを慰めるような、ただ頭を撫でてくれたり頑張ったな。と励ますような言葉をくれた
だから私はただ思った
この世界は、本当に向こうの世界とは何もかもが、違う
悪魔であることや魔神の落胤であることをこんなにもすんなり受け入れられるなんて本来ありえないのに
ただ、その後にトレイン先生による悪魔に関する怒涛の質問攻めやクルーウェル先生による悪魔薬学に関する質問攻めやらで死にそうになった
あの人たちの知識欲どうなってんだ
「A」
「あ。セベクおはよ。なんか久しぶり」
「数日会ってないだけだろう。久しぶりという程ではない！」
「私的には久々な感じなのー」
そう、私はあれから数日間学園長許しの元学校を休んだ
その理由としては力が一気に強くなりすぎて体に上手く馴染めていなかったからだ
あのまま行って授業で魔法を使い、暴発したやらなんやらとなっても困るためそれを相談したらすんなりと許可をくれたのだ
その休みも終わりいつものように登校した今日
クラスのみんなは初めどう接すればいいかわからなそうな空気があったが、そんな空気もすぐになくなり、いつものように接してくれたから本当にありがたかった
「………」
「…なによセベク。そんなに見つめないでよ」
「………魔力量が以前より異常だな」
「見ての通り私の体も不完全燃焼的なものを起こして体が青白く光っております」
未だに慣れないこれには困ったものだ
登校する時に私たちの前を歩いていた頭が青く光る先輩を見つけ、その人も私を見た時不思議な仲間意識が芽生えたのはちょっと秘密だ
レオナさんとラギー先輩に聞くと彼はイグニハイドの寮長のイデアという人らしい
いつも会議の時等はタブレットだから初見だ
「前の時点で異様だと思っていたが…
本来の姿に戻ったら更にだ。
魔神の落胤となると、魔力量がそうも多いんだな」
「みたいだね」
「今の状態が本当のお前の姿、なんだろう？」
「そうだよ。心臓もちゃんの体内に戻ってる」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1530人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
江(プロフ) - 名無し13705号さん» ありがとうございます！更新頑張りますね^^* (2020年7月7日 16時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» たまには青エクの話入れないとクロスオーバーにならないと思いまして笑 泣き止んでくださいな笑笑 (2020年7月7日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し13705号(プロフ) - 今後の展開楽しみです！体に気をつけて頑張ってください！更新待ってます！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: 33de3eef08 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 獅郎のことが出てきて、最近の話も出てきて、もう泣きそうです！嘘です、泣いてます…！！ (2020年7月6日 18時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 哭狼さん» いえいえ、お気になさらず！大丈夫ですよ(*^^*) きっとこうしてヒロインは事実上の奥さんになっていくんでしょうかね笑 (2020年7月2日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：江
| 作成日時：2020年6月30日 17時
