+++++ ページ11
.
「サタンの炎は地獄の炎。
故に炎であるのに氷や深海の水よりも冷たい。
兄の炎は温かいらしいですが、私のは冷たいんです。
心優しい人間の心を持つ兄と違って、私は自分の大切なもの以外はどうでもいい悪魔寄りの心を持った奴ですから」
横に振り燃やす対象を変えるもアズール先輩は叫び続ける
「ちょ、ちょっとサメちゃんアズールあれ大丈夫なの!?」
「大丈夫ですよ。ちょっと痛くしたのは始めだけですもん。
あとは炎に包まれてるけどアズール先輩本体は傷つけてません」
痛がっているのは、化身
「先輩たちもう少しです!あの化身に集中砲火!」
私の言葉に従い、みんなは化身に向かって風魔法や炎の魔法、水魔法などを放った
「僕はただ、力を手に入れてアイツらを見返してやりたかっただけなのに……!!
僕は……僕はただ………っ!!」
アズール先輩のブロットの化身が、静かに消えていく
それを見て、私も炎を消す
「これでもう大丈夫ですね」
「「アズール!」」
双子先輩は倒れた先輩に駆け寄り、レオナさんたちは私の元へとやってきた
エースたちもアズール先輩の方へ一応様子を見に行った
「収まりましたね」
「あァ」
「怪我してねぇか、A」
「大丈夫だよジャック。ありがと」
「こんな短期間にオーバーブロット2回遭遇するってどんな厄年ッスか今年……」
「いやそれ言ったらユウこれで3度目」
多分ナイトレイブンカレッジ自体が多分厄年なんだろこれは
「そもそもこの作戦ってオーバーブロット一直線な作戦だったのかもね」
「?どういうことだ?」
「あちら、元いじめられっ子。こちら、生粋のいじめっ子。
もはや地雷踏み抜いた上にそのまま踊り出してるようなもんだ」
「いやどんな喩えッスかそれ。わかるけど」
「お前ら俺の事いじめっ子扱いすんじゃねぇよいい加減」
軽くレオナさんの存在自体軽い地雷だよアズール先輩の
私も元いじめられっ子だけど、私はいじめよりトラウマのことがあるからその過去はさほど気にしてないが、アズール先輩からしたら最悪の記憶なんだろうな
「でもとりあえず、収まってよかったわ」
はぁぁぁ、と私は深くため息を吐き、剣を鞘に収めるのであった
(………しまうと体の炎消えるんだな)
(これなんか勝手に灯るんですよねー)
(額のあれは角か?)
(角だったらマレウス様とおそろいだぁ)
(角ではねぇな)
(否定が早い)
1531人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
江(プロフ) - 名無し13705号さん» ありがとうございます!更新頑張りますね^^* (2020年7月7日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» たまには青エクの話入れないとクロスオーバーにならないと思いまして笑 泣き止んでくださいな笑笑 (2020年7月7日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
名無し13705号(プロフ) - 今後の展開楽しみです!体に気をつけて頑張ってください!更新待ってます! (2020年7月6日 23時) (レス) id: 33de3eef08 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 獅郎のことが出てきて、最近の話も出てきて、もう泣きそうです!嘘です、泣いてます…!! (2020年7月6日 18時) (レス) id: e5923a196b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 哭狼さん» いえいえ、お気になさらず!大丈夫ですよ(*^^*) きっとこうしてヒロインは事実上の奥さんになっていくんでしょうかね笑 (2020年7月2日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:江 | 作成日時:2020年6月30日 17時