芥川しゃんが大好きすぎる芥川愛し隊の狂気的で充実した毎日。

４，面倒見てるうちに恋に落とさせる作戦。 ページ4

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　すらりと延びた細い手足。時々背を屈めて苦しそうにする咳。それを見てるだけで色々とヤバい。


　太宰が拾ってきた当初はなんだこのガキ、と思っていたが、こんなに美人になるとは…。


　できることならさっさと結婚したい。





「芥川、最近飯食ってるか？顔色悪いぞ」



「中原さんに言われずとも食事は取ってます」





　生意気な態度をとられたがそれもまた愛しい。

　一寸からかうか…。





「本当か？こんなに薄っぺらいのに…」



「っ…？」






　脇腹に手をやり、少し擽る。さて、どんな反応を示すのか…。






「な、中原さん、やめて、いただきたいっ」







　………………こいつ喘がせ甲斐あるわ。無意識か？その少し赤くなって涙目なのは。あ？


　もうだめだ。これ以上やったらここで芥川を犯すかもしれない。

　なら部屋に運んで…そうだそうしよう。なら部屋で存分に芥川を堪能できる。



　ならまずは世話を焼いてるように見せるか…。




「ったく…。これからは俺が食事を指導するからな。そんな細かったら任務にも支障が出る。大体手前は自己評価が心配になるほど低すぎるんだよ。自分を何だと思ってやがる。ポートマフィアの秘宝だぞ？分かったら素直にはいと言え。」



「………………………………………………はい」




　照れを隠すのに時間がかかったか…。まぁ無理も無いな。



　俺の「面倒見てるうちに恋に落とさせる作戦」は成功の見込みがあるぜ…。



　芥川の信頼はどっかの青鯖より理想狂より白虎より、俺が勝ってる。




　＿＿＿＿しかし数日後。



「……樋口が昼飯を作ってくると言って聞かぬ故…中原さんにこれ以上迷惑をかけるわけにはいかぬ」



「は？迷惑？んなわけねぇだろ。むしろ幸福だ。俺は手前を愛してる。結婚するんだから心配なんてする前提だろアホ」と言いたい所だがここは快く受け入れよう。


　そして申し訳なさそうにしてる芥川の顔を写真に納めるとするか。


　…逆転して俺の「面倒見てるうちに恋に落とさせる作戦」は失敗…か。

５，とにかく親切にして惚れさせる作戦。→←３，入社試験を強制的にやらせる作戦。

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