芥川しゃんが大好きすぎる芥川愛し隊の狂気的で充実した毎日。

１６，芥川愛し隊、仲間割れする！ ページ16

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「こうなったらポートマフィアに連絡して緊急会議をしましょう！」



「分かった！中也とか森さんとか樋口君とかに連絡する！」





　太宰がすかさず携帯を出して何やら電話をする。少し嫌そうな顔をするも、「私の芥川君」を強調して何やら喋っている。






(ちょ、ちょっとおもしろくなってきたぞ…？)






　恐る恐るという感じで谷崎は様子を伺っていたが、もうそんなこと忘れて芥川愛し隊を見ている。



　＿＿ポートマフィアにて。




「はァ？芥川に何が似合うかぁ？」






　突如大大大大大大(中略)嫌いな太宰から電話の掛かってきた中原は機嫌を悪くしながらも、芥川の話題を聞いていた。






「あのね蛞蝓。私だって君と話したくないよ？でも私の芥川君となっては別だ。聞きたまえ。芥川君には何が似合う？」






　そう聞かれてから中原はしばらく考え、






「俺が着てるような洒落た格好だな」






　と言ったが、無言で通話が終了された。


　＿＿探偵社


　太宰は機嫌を悪くし、携帯が壊れるのではないかと言うほどに握った。






「………太宰、何と言っていた？」



「…………自分が着てるような洒落た格好、だって。粛清を下さないとね…」





　何やら殺人の計画を立てる太宰とそれを止めようか悩んでいる谷崎。


　それに応えるかのように探偵社のドアが開く。





「貴方たちはバカですね。ぼくなら龍に似合う服で尚且つ龍が喜ぶ服が分かるというのに…。」



「お、お前は…！」






　そう…。其処には接点が殆どない筈なのに芥川に惚れたドストエフスキーが立っていた。




＊＊＊


「貴様がドブトゲススキー(ドブとゲス好きー)か」



「誰に教えられたんですかそいつ殺しますあと夫の名前くらい覚えてください」





　みたいなドス芥どっかに落ちてませんかね？

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