１１，芥川愛し隊が出来るまでの皆さんの努力。 ページ11
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「…………………おいおい待てよ太宰…。」
連れてきた奴を一目見てみようと太宰に声を掛けた。快くいいよ、とは言われたものの中原は”それ“を見て後悔する。
「芥川龍之介。今は気を失って此処にいるけどね」
此処とは医務室のこと。医務室で芥川は目を瞑って深い眠りに落ちていた。
「手前…これ…男じゃねぇのか…？」
「え。…………………………本当だ」
太宰と中原が固まる。
というか何故太宰も驚いてる？コイツのこと調べあげたんだろ、と中原は考える。
「いやいや、だって一目惚れだったんだもの。嗚呼…でも美しい…。………………中也、私そっち系かも」
「相棒関係を消してもいいか」
そっち系…。そうか太宰は異世界の住人になったのか。中原は眠る芥川を見て「お気の毒に…」と心底同情していた。
…………この時はまだ中原はノーマルであったから…。
あれから数日が経って、芥川をちらりと見かけた中原は絶句した。
あちらこちらに見える傷。痛々しくもそれが見える上に血が滲んでいて見るに耐えない。
「おい芥川って…。手前とこうして会うのは初めてだな。俺は中原中也。太宰の相棒だ」
「太宰さんの……。お初にお目に掛かります。僕は芥川…」
(なんだこいつ意外に可愛いじゃねぇか。)
この時点で中原は芥川に好意を抱いていた訳なのだが、その傷の事を聞くや否や太宰を殺す決意をした。
「其の傷はどうした？」
興味本意で心配して聞いただけだ。
「太宰さんが…。僕の訓練をなさっているので」
堪忍袋の緒が切れた。中原は太宰の元へ一直線に走っていき飛び蹴りをくらわせねば…。
「ぐふっ！何するのさ中也！」
「手前芥川に何してんだ！？」
「な、何を何処まで知って言ってる！？中也！」
中原は芥川から聞いた通りの、「太宰さんとの訓練」の話をする。
「訓練は良いが彼処まで傷が出るか普通」
「違う…。違うのだよ中也…。」
太宰はいつの間にか半泣きになり執務室の机で項垂れてる。
「照れ隠しに……色々殴っちゃって…。」
その時中原は実感した。
(あ、此奴もうキチガイだわ)
そして中原も中原で芥川の傷を心配するうちに恋に落ちたのである。
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黒薔薇?(プロフ) - 【sweet devil】って曲お勧めですよ〜♪これおもしろいですね (2019年6月23日 14時) (
レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
おしるこぉ - やつがれ君はイケメンというより美人ですよね好き(脈絡)総攻めでも総攻めでも光るってなんだハイブリッドか低燃費か(？)無花果貢ぎたいです切実にぐへへ((( (2019年6月14日 16時) (レス) id: 4bcefc2029 (このIDを非表示/違反報告)
鷹谷 - ドス芥いいですね……！！でも、敦芥も好きです。ﾀﾗ〜……あ、鼻血が…。ボカロは、気まぐれメルシィ好きです。 (2017年8月13日 14時) (レス) id: 4010046b4c (このIDを非表示/違反報告)
＊gami＊(プロフ) - ｸﾞﾌｯ…やつがれぴっぴかわいい……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｵｴｴｴｴ(吐血)…汚いですねすみませんでした (2017年6月5日 0時) (レス) id: b1a82c3898 (このIDを非表示/違反報告)
エリカ - ドス芥ないのですごい嬉しいです。最近の主食がドス芥なのでもっと書いてほしいです。ドス芥増えてほしいです（私的にw） (2017年6月3日 13時) (レス) id: e5d2f5896d (このIDを非表示/違反報告)
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