女は秘密を着飾ってなんちゃら ページ8
個性把握テストも無事終わった。
私はオールマイトの下から抜け出す。
クルッと振り返り、オールマイトに微笑んだ。
「君は…？」
「今回のことは秘密でお願いしますね」
そう言って、人差し指を唇に当てる。
オールマイトが何か言う前に、私はその場を去った。
アレだよ、しのぶさんや義勇さんが炭治郎にやってたパッて消えるやつ。
私あれ見た時、あの体制からどうやって走ったんだろう？って疑問だったんだよ。
実際にやってみると簡単に出来るんだよね。
多分オールマイトの目にも、私は一瞬で消えたように見えただろう。
これが柱の実力さ！！←
窓から中を確認して、私は保健室のベッドに潜る。
しばらくして、リカバリーガールが帰ってきた。
「まだ体調が優れないのかい？」
「いえ…良くなりました。もう戻ります」
「はいよ。ペッツお食べ」
「わ…ありがとうございます」
ペッツとか久しぶりだわぁ…
入れ物シンリンカムイw
私はお辞儀して、保健室のドアを開ける。
「わっ！？」
「あ」
開けた先には緑谷君がいた。
そういえばリカバリーガールに治癒してもらうんだったね。
私はどうぞと道を開ける。
戸惑いながら中に入る緑谷君を横目に、私は保健室を後にする。
緑谷君女の子との面識ないからな。
顔真っ赤になってるww
ウブな緑谷君にホワホワしながら廊下を歩いていると、心操君がこちらに来ていた。
「A！」
「あ、人使。おはよー」
「おはよーじゃないだろ」
またデコピンされた…解せぬ
「大丈夫なのか？」
「大丈夫！！心配かけてごめんね？」
ニコッと笑いかけると、安心したように微笑む人使。
イケメンすぎて死にそう(真顔)
「入学式どうだった？」
「ヒーローがいることと、校長がネズミってこと以外は普通」
「それ普通って言わない」
二人で笑いながら、教室まで戻る。
といってももうHRは終わったらしく、私と心操君はカバンを取りに戻るだけである。
「あと、なぜかＡ組がいなかった」
「それ大丈夫なの？」
「大丈夫じゃない」
どうやら新入生挨拶で、ヒーロー科入試の一位である爆豪君が話をする予定だったらしい。
でもまあ、爆豪君は変なこと言いそうだから、正解な気がしなくもない。
「で、仕方なく普通科一位に話して貰おうと思ったら体調不良でいないときた」
「うわぁ…ドンマイ」
私サボったからな！！
オールマイトが言わないか心配だわ…
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
