推しを眺めに ページ7
心操君がイケメン過ぎて机に突っ伏していた私。
「ねえ、大丈夫？気持ち悪いの？」
そんな私に話しかけてきたこの子は天使か？
顔を上げれば、体育祭の時たるいよね〜なんて言っていた子である。
「うん、だい……」
私は大丈夫と言おうとして、考えを改めた。
入学式に出たら、Ａ組の個性把握テストが見れない。
じゃあどうすればいい？
・・・・・・
入学式を休む一択だよね。
そのためには…
「ごめん……ちょっと気分悪くて…」
「え、大丈夫！？保健室行った方が…」
「うん、そうする。心配かけてごめんね」
やっぱり、保健室直行ですよね。
見たか私の演技力！！
心操君ですらびっくりした顔してるよ！！
ハッ！！←
無駄とか言うなソコォ！！←
───────
「おやおや、どうしたんだい？」
「すみません…少し体調が悪くて…休んでもいいですか？」
「ああ。構わないよ」
すみませんと断って、私はベッドに入る。
さて、どうやって保健室から抜け出そうかな。
「悪いけどアタシゃ入学式に出なきゃいけなくてね。体調が悪くなったらそこのボタンを押しな。良くなったら入学式に来な」
「はい」
よし！これで見られる！！
ありがとう入学式！！
これならいなくても入学式に行ったと思って貰えるし！！
ラッキー！！
私はリカバリーガールが出て数分後に、保健室を出る。
グラウンドにはもう既に皆集まっていた。
私は茂みに隠れ、様子を伺う。
「死ねえ！！！」
いや死ねってw
ちょうど爆豪君が投げた所だった。
それなりに離れているはずなのに、爆豪君の声は良く聞こえた。
てか風圧も凄いね砂埃が舞ってるよ。
ボールが勢いよく飛んでいく。
たしか７０５，２mだったよね。
凄いよなぁ……
まあ、私は個性使わなくても２００は余裕で行くんだけどね←
「？」
後ろに気配を感じ、振り返る。
「oh......」
驚いた顔をしたオールマイトがいた。
ヤバいなぁなんて思いつつ、私は笑みを作ってオールマイトを手招きする。
近づいてきたオールマイトに、ピッと除籍処分の理不尽さを叫ぶ皆を指さした。
私はしゃがんでいるので、オールマイトは私の上に被さるようにしてＡ組を見る。
傍から見たらなんとも言えない状況だろう。
緑谷君なら喜ぶかもしれないが。
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青折り紙 - ま、まさか…フィクサー!? (2021年10月24日 8時) (
レス) id: 157c6e138f (このIDを非表示/違反報告)
絶 - USJ部分見たかった(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ (2020年9月9日 19時) (レス) id: a929c5d209 (このIDを非表示/違反報告)
みみ美 - あのお！！好きです！！いや好きです！頑張ってください！！ (2020年8月1日 19時) (レス) id: f8072227e7 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - いや、好き、頑張ってください (2020年4月11日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪狐 - 幸せの花と片羽の蝶って小説版の題名ですよね (2020年4月2日 22時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心哀雪 | 作成日時：2020年3月1日 15時
