検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:3,485 hit

第二話 ページ2

自分の名前すら思い出せないという詰んだ状況に絶望を感じた。


私は、ショルダーバックをひっくり返し自分の手がかりを探した。

バックのなかのものを、ベンチにひろげる。

バッキバキのスマホ
家の鍵だと思われるもの
やたら分厚い手帳
中身すかすかな財布
免許証しか入ってないカードケース
ハンカチ
ティッシュ
化粧道具ポーチ
警察手帳

え?

警察手帳?



中身を見ると、AAという名前と自分の顔写真がのっていた。



私、警察官だったの…?!?!


確かに、これは私の顔で、Aという名前にもしっくりきた。

警察として働いていた日々を思い出そうとしたが、もやにかかっているような感じで、しっかりと思いだすことはできなかった。



自分の名前も、住所も、職業も、全て思いだせないというのは、精神がおかしくなりそうだったが、とりあえず名前や住所、年齢などが免許証に書かれており一安心できた。


所持金が四万円しかなく、スマホがバキバキは大分詰んだ状況だけど…

まあ、なんとかなるっしょ!!



自分の住所すら分かれば、もうこっちのものだ。
誰かに聞き、交番にいき、地図やらを貰い、交通手段を聞き、家には辿りつく!

ビジョンが見えたぜ。


よし!そうと決まれば、だれか親切そうな人を捕まえなければ!

第三話→←第一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海扇 | 作成日時:2019年7月18日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。