検索窓
今日:28 hit、昨日:41 hit、合計:30,132 hit

お母さんは床屋さん9 ページ9

蹴られた人がお腹を抑えているとそれを見たドラケンくんが






「キヨマサ、いつからそんなに偉くなったんだ?総長に挨拶する時はその角度な」









この人キヨマサっていうのか、名前と顔がベストマッチすぎる。
そんな呑気なことを考えないとこの状況が怖すぎて動けなくなりそうだった


パッと私の手首を離したマイキーくんは見覚えある人に近づき話しかけた









「オマエ、名前は?」


「は……花垣武道」









あ、あっくんの友達と思いつく
いつもキマってる髪の毛が落ちていたのとボロボロすぎる顔で分からなかった









「そっか、タケミッっち」


「へ?タケミっち?」


「マイキーがそう言うんだからそうだろ?タケミっち」


「オマエ、本当に中学生?」









そうなのか、不良ルール怖すぎるな
王様の命令は絶対みたく総長は絶対!!みたいな感じなのだろう
じゃあ私もタケミっちと呼ばなければな…

そんなタケミっちが中学じゃないと?どこからどう見ても中学生だが……というかむしろ同じ学校なのだが









「タケミっち、今日から俺のダチ な!」


「へ?」









可哀想なタケミっち。上手く状況が飲み込めないままマイキーくんのダチになってしまったのか
何故か仲間意識が芽生えたので心でグッドポーズを送っておいた


ズカズカとキヨマサさんに近づき「オマエがこれの主催?」と聞いたマイキーくん
キヨマサさんが返事をしてマイキーくんが笑ったと思うとその一瞬で顔を蹴りあげた









「誰だ?オマエ」









そのままキヨマサさんの顔を殴り続けるマイキーくんにゾッとした
先程までの笑顔やらどら焼きを頬張る姿が嘘のようで笑顔が消えたマイキーくんは本当に怖かった

何故か自分の顔も痛くなった気がした



晴れた顔になったキヨマサくんを踏みつけるマイキーくん









「さて、帰ろっかケンちん、A」






「喧嘩賭 博とかくだらねぇ」


「東卍の名前落とすようなマネすんなよ」









その瞬間はっとしてあっくんのところへ猛ダッシュした









『あっくんメール見て。これ終わったらでいい。何時でもいいから家に来て。じゃなきゃもう二度と口聞いてやんないから!!』









それだけ告げてマイキーくんたちの後を追った

お母さんは床屋さん10→←お母さんは床屋さん8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
214人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

める(プロフ) - むかんさん» ありがとうございます!そう言って貰えるのが1番嬉しいです(;;)更新頑張ります.ᐟ.ᐟ (2022年7月18日 0時) (レス) id: b611fab493 (このIDを非表示/違反報告)
むかん - 面白いです。続き待ってます! (2022年7月10日 19時) (レス) id: 007d857ef0 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - SMさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉れしいです;;更新頑張ります‪.ᐟ‪.ᐟ (2021年12月11日 17時) (レス) id: 665f388fcb (このIDを非表示/違反報告)
SM - あっくん大好きです!更新頑張ってください! (2021年12月10日 19時) (レス) @page29 id: 5666071de4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:める | 作成日時:2021年9月26日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。