検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:263 hit

ページ1

海野A、28歳独身アニメオタク
それが俺の飼い主。
そして俺は人間の47歳独身童貞おじさんだ。
飼い主に異常性癖があるとかではない。
ある日突然この家のブサ猫になっていた。俺にも状況が理解できてないから何にも言えないが…
「ポンタ氏〜、今日もブサかわですぞぉ〜!」
このオタク口調の女の子はこう言っては俺を撫でくり回す。
『ここ何処だよ飼い主』
「今日ももふもふですなぁ…ぐふっ、ぐふふ」
『おい、飼い主』
「どしたん?お腹すいた?煮干し食う?」
『誰が食うか!』
「今日はご機嫌斜め?」
『おい飼い主窓開けろ』
「お外出たいの?ちゃんと戻っといでよ〜?」
『分かってるよ飼い主の猫におっさん入っただけだから!』
ふと飼い主のパソコンに飛び乗りさりげなくマップアプリを開く
「あぁもう!何してんの!パソコンとかその辺フィギュアあるから触んないで!ただでさえデカいのにぃ!!」
え家近くね?
もうすぐそこやん
『飼い主、ちょっと出てくる』
「何してんの?マジで出んの外」
『でるよ』

着いた、俺の家だ。
でも俺猫だし入れねぇな
お、誰か出てきた
アレって…
『俺だな。』
俺の家だもんな。
取り敢えず近寄ってみよう
『おーい俺、体返せよ〜』
「可愛い…」
『いやうるせぇよ』
『おいコラ撫でんな、どうやったら体元に戻んだよ』
「ごめんね、俺コレから収録だから。また見たら猫缶の1つでもやるよ」
『俺だな』
とにかく俺はちゃんと俺としてるし…
人間の方の俺は問題ないな
ポン太の俺はどうすりゃいいんだ?


『戻ったぞ飼い主…おい、コタツで寝るな風邪引くぞ』
「ポン太ぁ…モフらせて…」
『やだ、俺飯作らなきゃ』
待って俺今二足歩行できる
こんな持続的に出来んだ
『おら〜w飼い主ぃ〜ww猫の二足歩行だぞ〜w』
「痛、何してんの、私はサンドバッグじゃないぞ〜」
猫パンチしてもこんな事しても猫だと怒られない。
台所に椅子を置き、二足歩行で料理を始める
もうちょい体デカけりゃなぁ
そんなこんなで出来たご飯をコタツに運ぶ
『起きろ飼い主』
「何これ、ポン太が作ったの?」
『そうだよ、冷めないうちに食え』
「凄いよポンタ!どうやったの?!」
『頑張ったとしか言いようがない』
「ま、何言ってるか分かんないけど要は頑張ったって事だね!でもコレ二人分ない?誰か居るの?」
『俺の分だよ』
「えぇ?!って事は居るのやっぱり?!ちょっと変だなあって思ってたんだよこの部屋ぁ!!」
『コイツが飼い主で俺は本当に大丈夫なのか…?』

2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , 安.元洋.貴   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぴよぴ妖怪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9zao/  
作成日時:2024年3月28日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。