検索窓
今日:12 hit、昨日:7 hit、合計:87,697 hit

32 ページ33

JN 「元々、鬼の時からも食べることが好きだったんだ

彼女に惚れた理由は彼女から貰った卵焼きが美味しくてそれがきっかけ


なのに今はその味さえ感じられない


美味しいって言えないんだ、、、」









ソクジンさんはまた悲しそうに笑った









JN 「でもね、やっぱり彼女と笑える時間は何よりも愛おしいよ

幸せだと思う」









「っ、、、私は、、、


ユンギさんをそんなに幸せにできる自信なんてない、


ユンギさんの犠牲を補えるほどの力なんて、」









言葉にすれば言葉にするほど目から溢れてくる涙は止まらない

どんどん思いはぐちゃぐちゃになってしまう









JN 「Aちゃん、ユンギは、Aちゃんに出会って幸せだったと思うよ

だって、ユンギ、Aちゃんの話する時が1番楽しそうで、あんな色んな顔するユンギ初めて見たよ」









「え、それ、」









JN 「ユンギはね、Aちゃんとの時間を大切に思ってるよ


ちゃんと」









「ッ、、、ゥッ、、、、ヒック、」









JN 「ユンギを信じて、そばに、いてあげて欲しい









大きな代償を抱えたユンギを









あいつ、Aちゃんと食堂で初めてあった日にね、


僕に、、、初めて、生きたいって、言ったんだ、」









ソクジンさんはきっと優しい

だってユンギさんを思ってこんなに綺麗な涙を流せるんだから









でもその思いは私も同じだ









私だって彼の口から「生きたい」と聞きたい









「ソクジンさ、」

JN 「Aちゃん、よく聞いて

本当はユンギには最後まで言わないように口止めされてたんだ









あいつは猫みたいな性格だからね


きっとAちゃんの前で死んでしまうのが怖かったんだと思う、

だから姿を消したんだ









Aちゃん、ユンギは今日3月9日、

20歳の誕生日を迎えたんだよ、









そして今夜は









満月なんだ」

33→←31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
270人がお気に入り
設定タグ:BTS , ユンギ , ファンタジー   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Q(プロフ) - すごく引き込まれました…そしてユンギさんの代償は五感のうちどれか、というより全部?ジミンちゃんがただの遊びで鬼を追ってるのかも気になりました!!前の「あなただけで~」もめちゃくちゃ好きな話だったので、これからも頑張ってください!!! (2021年2月8日 15時) (レス) id: f8bc6e95fb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いのみづちゃん | 作成日時:2021年1月20日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。