・十五 ページ16
貴方 「け、ぃ、、、様？」
慧 「久しぶり！」
貴方 「な、なんでですか？！
本日は坂本様がお越しになると、、、女将が、」
慧 「ふふ、女将さんには黙ってもらったの！
A驚くかなって」
貴方 「そうで、ありんしたか、、、」
そう言うと何故か慧様の美しい指が私の唇にあたる
少しドキリとして慧様を見上げると
とても優しく微笑んで、、、
はいなくて、頬を膨らませて怒るような顔を見せる
貴方 「あ、
すみません、、、
使わないんでしたよね(笑)
遊女が使う言葉は、」
慧 「ふふふ、そう、約束だからね？」
貴方 「はい
そう言えば本日は山田様は？
お越しになってないんですか？」
慧 「えー、俺より涼介〜？」
貴方 「あ、違います、ふふふ
本日の私のお相手は慧様だから、
たくさんお話聞かせてくださいね？」
慧 「っ、、、
うん、土産話はたくさんあるよ！
あと一応涼介もいるよ？」
貴方 「一応って(笑)
本日は私の可愛がる新造もいるんですよ？
一晩お暇でしょうし、よかったら可愛い新造の遊び相手になってやってくれないかと」
慧 「へぇ、いいね！
涼介〜！！！」
涼介 「はい？なんですか？慧様」
そう言うと襖を開け、部屋の前で跪く山田様
声はめんどくさそうながらもその姿はご主人様を信頼している従者だ
慧 「新造ちゃんが遊び相手になってくれるって！」
涼介 「いやいや、慧様がAさんに変なことしないか見張ってないといけないのに、俺が遊ぶなんて〜」
貴方 「ふふふ、わっちの可愛い新造とあそんでやっておくんなし」
慧 「だって、涼介？」
涼介 「まぁ、Aさんのお頼みなら、、、」
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作者名：いのみづちゃん
| 作成日時：2017年8月29日 10時
