・十九 ページ20
慧 「じゃぁね?」
貴方 「はい、慧様、またおいでくんなまんし」
慧 「あぁっ!」
貴方 「ふふふ、たまにはこうした方がかっこいいでしょう?」
慧 「ふふふ、Aにはかなわねぇー(笑)」
朝になって慧様が帰られるので見送りをする
慧 「小梅ちゃんも涼介の相手ありがとう」
小梅 「いえ!わっちも楽しかったでありんす!」
慧 「それはよかった」
小梅と山田様は本当に楽しかった
というかいい感じではあったみたいで
お互い顔を赤くして部屋から出てきた
新造は身体を重ねることは無い
それでも添い寝をすることはある
小梅だってまだ若い
たくさんの人に心を揺らがすことは少ない事じゃない
私はそれでいいと思う
きっとそれは客をとるようになる時に役立つものだから
でもまだ、まだ
本当の愛は見つけちゃいけない
それはきっと小梅を苦しめるから
慧 「A?」
貴方 「あ、すみません
それでは」
慧 「うん、じゃあね」
名残惜しくも慧様は帰っていった
どうしてだろうまだ2回しか会っていないのに
どうしてこんなに心地いいのか
もうあなたに会いたいと思ってしまうのは
貴方 「小梅、一眠りしたら準備を始めようか」
小梅 「はい!」
愛おしくなってしまったからだろうか
45人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いのみづちゃん | 作成日時:2017年8月29日 10時