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Episode5「会話」【月城 蒼飛】 ページ12
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ある日の事。
「蒼飛くーん!!」
突然、女子がこっちに走って来て、俺に話しかけた。
「ねぇ、蒼飛君さ、此処教えてほしいんだけど…」
『え、何処?』
女子は課題のプリントを持って来るや否や、“教えてほしい”と言って来た。
「此処だよ〜」
そう言って、俺の隣に来て、肩がぶつかる位の距離まで詰めて来た。
…顔が近い。
『…あぁこれね。これは…』
俺は女子に丁寧に教えて行く。
「あ〜!成る程ぉ〜!理解した!ありがとっ♡」
『ううん、それ程でもないよ』
女子は違う方向を見て、何かしていた。
俺の居る方向を見ていた訳じゃないから、何をしたのか分からない。
「ねぇ蒼飛君。好きな人とかって、居る?」
『…居ないよ?気になる人は居るけども…』
「へぇ…またね!」
『え、あぁうん。またな』
何で俺に好きな人を聞いたのだろうか。
『(…謎)』
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Episode5「嫉妬」【望月 綾萠】→←Episode4「生徒会として」【望月 綾萠】
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作者名：透・柴桜 x他2人 | 作成日時：2022年3月22日 13時
