【実況者】mikanの創作小説【短編集】 (ページ10)

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– kn side –

Na「そうなの？じゃあ一緒に行こ！！」

そう言って、転校生＿Nakamuはアイツ等に着いて行った。

でも、可笑しい。

図書局の人もここに居るし、アイツ等は呑気に本を読む奴等じゃない。

kn「ねぇ」

「何？」

kn「今日って、図書室開いてる？」

「いや…在庫切れてるから、まだ開いてないと思うよ」

kn「ありがと！」

そう言って、俺は図書室に向かった。

確かに最近図書委員が仕事をしに行く事も見かけないし、可笑しいと思った。

それに直ぐに気付かない俺も俺だか、そう思いながら図書室のドアを開けた。

俺の目に飛び込んで来たのは、傷だらけのNakamu・Nakamuを囲んでいる様に立っているクラスメイト。

それでようやく察した。

通りで帰って来るのが遅い訳だ。

kn「なぁ〜にしてるのかなぁ〜？」

悲しさ2と怒り98で作られた俺の声は震えてて。

でも何とか怒りに任せないように笑ったら、何か…すんげぇサイコパスみたいになっちゃった(笑)。

俺の声で、自分達以外にも人が居ると気付いたのか、その虐めっ子達が振り返る。

学級代表立候補者ってだけで、そんな怖いイメージは無いと思うんだけどなぁ…。

「き…きんとき…」

「違うんだ！これは…」

はぁ、無理に言い訳話さなくて良いから。

kn「…人の事を虐める奴等に言い訳する権利なんて無いから」

長い言い争いが始まりそうだ。

「この行動はきんときの為を思ってしたんだ！言い訳じゃない！」

kn「名前で呼ばないで。OKしてない。仮に、俺の為を思っての行動だとしたら、俺が怒ってるのが可笑しいと気付かない？てかそれも立派な言い訳だから」

「この転校生がきんときs…さんに、馴れ馴れしかったから、やだなって思ってとった行動なんだよ！」

kn「それって貴方の感想ですよね？それに馴れ馴れしい方が、無理に気ィ使わなくて良くない？それに俺もしてって頼んでないし、俺にもNakamuにも迷惑なんだよ」

「だが！…」

kn「俺が一緒に居たい人と居たらダメなのか？どうしてお前等は部外者なのに、関わろうとしてんの。相手の行動は、君達が決める物じゃないから」

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