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「明桜っ!!」
伊吹お兄ちゃんは伊織お兄ちゃんを止めようと、名前を呼んで叫んだ。
…けど、伊織お兄ちゃんは止める気等無いらしく。
「…はぁ、無謀な殺し屋だ」
男性は突っ込んで来た伊織お兄ちゃんの、鳩尾に蹴りを入れた。
「ｶﾞﾊｯ…」
蹌踉めく伊織お兄ちゃんの頭に、肘打ちを入れる男性。
『っ、明桜から、離れろ…っ!!』
zm「A!!」
私はダッシュで走り、男性に突っ込む。
「こっちは無謀な令嬢だな」
男性は私がただ無謀に突っ込んだと思ったらしく、蹴りをくらわそうとした。
私は高く飛び上がり、男性の背後に回る。
グサッと、持っていた包丁で、男性の心臓を突き刺す。
…正直、人を殺すのは躊躇いがあったが、今はそんな事を考えてる暇は無い。
「うっ、ぐ…」
血を吹き出して、バタッと倒れた。
『…っ、はぁ…はぁ…』
包丁を身体から抜き、周りを見渡す。
伊織お兄ちゃんは既に復活していて、戦いに参加していた。
…今なら助けられる。
そう思った私は、2人に向かって走った。
『…これをこうして…』
縄は複雑に結ばれていたが、分かれば簡単に解ける結び方だった。
『…よし!解けた!』
口にも結ばれていたタオルを外す。
「はぁ、はぁ…っ、A…助けてくれてありがとう…」
「たす、かったわ…A…」
足には縄が縛られておらず、もう逃げられる状態だった。
『お母さん達は先に逃げて!後で私達も帰るから!』
「分かった。母さん、行くぞ!」
「えぇ!」
ゾム達が戦いながら移動していた為、出口は開いていた。
私は走って行く2人を見送った。
『…私は、戦えないから…無事を祈る事しか出来ない…』
数十分後__
「はぁ、はぁ…やっと終わった…」
zm「俺等、勝ったんやな…っ!!」
最後の敵も倒れ、戦いは勝利した。
…怪我をしたものの、重傷は負っていない。
『良かった…』
gr「さて…皆、帰るゾ」
グルッペンの言葉で、私達は出口に向かい、車に乗り込んで篠原家に帰った。
途中で私・ゾム・伊織お兄ちゃん・伊吹お兄ちゃんを降ろし、グルッペン達はアジトへ帰って行った。
時刻は深夜を回っていて、次の日になっていた。
「…助けてくれてありがとう、希・A・伊織・伊吹」
「他の…MAFIAの方達も」
zm「…どう、致しまして…?」
ゾムは戸惑いながらも、お礼を受け取った。
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しらたまさん - マジで俺馬鹿すぎる、、今年一恥ずかしかったです、、、w (2022年3月19日 18時) (
レス) id: f9785f1ea6 (このIDを非表示/違反報告)
透花@我々だファン(プロフ) - しらたまさんさん» 優しいなんてwそう言って下さり、ありがとう御座います！ (2022年3月19日 18時) (レス) id: 5166517003 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまさん - コメント返してくれてありがとうございますゥゥ！俺の部屋カーテン閉めてて光はいらないし、時計も4時間ぐらい遅れてるからマジで夜かと思って、、寝てたし、、作者さんが優しくってよかったです！ (2022年3月19日 18時) (レス) id: f9785f1ea6 (このIDを非表示/違反報告)
透花@我々だファン(プロフ) - しらたまさんさん» 大丈夫ですよwコメント貰って嬉しいので！ (2022年3月19日 17時) (レス) id: 5166517003 (このIDを非表示/違反報告)
しらたまさん - ←今、夜じゃないことに初めて気づいた俺、、、、、、、、、恥ずかしすぎる、、、ちょっと待って、、何回も変なコメントしてすみませんでしたぁぁ、、！！（コメントは消してもらっても構わないです！） (2022年3月19日 17時) (レス) id: f9785f1ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/02b71222995/
作成日時：2022年1月18日 22時
