【d!】脅威は少女を拾ったらしい【zm】 (ページ48)

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tn「…よいっしょっと。A、大丈夫か?」

『あ、う、うん…大丈夫…』

僕はトン氏に抱き抱えられた後、リビングにてソファーに座らせられた。

tn「いやぁ、ハプニングやったな…」

『びっくりした、本当に…』

rb「キスはされてへんよな?」

『うん、されてないよ…?』

rb「ふぅ…なら良かったわ」

え、何で…?

rb「てかコネシマ。お前重いねん。はよ退けや!」

kn「…zZ」

rb「起きろぉぉ!!」

kn「うっさいわ。寝てんねん」

まだ争ってたんだ…そこ…。

何か、面白いから放っておこうかな。

zm「…ｸﾞｽｯ」

ut「ゾム、しっかりせぇや」

zm「無理。出来ひん」

少しした時に、ゾムお兄ちゃんと大先生が戻ってきた。

『…ゾムお兄ちゃん…?』

初めて見る泣き顔に僕は心配して、駆け寄った。

『大丈夫…?』

zm「うぅ、ｸﾞｽｯ…」

泣きながらも、ゾムお兄ちゃんは僕を抱き抱えた。

zm「Aは…ショッピ君の事、どう思っとる…?」

『え、何で…?』

zm「やって…キスしようやったやん…」

『!…ショッピ君は、可愛がってくれる、ゾムお兄ちゃんの友達って思ってるよ…?』

zm「ホンマぁ…?」

ゾムお兄ちゃんの言葉に、僕は頷いた。

zm「じゃあ、俺の事はどう思っとる?」

『ゾムお兄ちゃんは、拾ってくれた優しいお兄ちゃんで、大好きだよ…?』

zm「だい、すき…?」

『うん』

ut「A。それは家族として?男として?」

tn「何ちゅう質問してんねんw」

家族してなのか、男としてなのか…。

『まだ、分からないかな…』

僕は顔を少し曇らせた。

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