【オリジナル】ハッカー兼情報屋 (ページ14)

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#11 ページ14

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放課後、夜中の事__

「よし、準備は良い?」

『…あぁOKだ』

俺は星羅__黄昏と、渡した情報の所に来ていた。

「いや〜楽しみだな〜」

『この殺し合いがか?』

「それもそうだけど、アランと一緒なんだもん!」

『…はいはい。行くぞ』

「塩対応だねw まぁ良いか…いつか堕とすし」ﾎﾞｿｯ

何か言った気がするが、無視する。

そして、バイオレット・ファイナー会のアジトに潜入する。

「敵はどんな感じ?」

『…相変わらず人数は変わらない。セキュリティは全部解除した。黄昏、攻めろ』

「OK」

星羅は銃やら手榴弾やら準備して、攻めに行った。

俺も攻めに入る。

俺は殺し屋じゃないから、小型のナイフ位しか持っていないが、今回の敵は人数が多い。

『(少し手伝うか)』

「うがぁっ!!」

「ｶﾞﾊｯ!」

…星羅が怖すぎる。

無言で刺し殺して行っている。

「…あ、ヘレー家の娘じゃないか?」

星羅とやり合っている敵が、俺に話しかけて来た。

『ヘレー家…俺の家庭を知ってんのかお前』

俺は他の組員をナイフで斬り殺しながら、会話する。

やがて、敵はコイツ1人になった。

『黄昏、一旦止めろ』

「…分かった」

星羅の動きを止める。

『…で?お前何者だ?』

「俺はファランド・セトナー。此処の副総長だ」

『セトナー…』

セトナー家は、俺の家庭であるヘレー家とライバルだ。

「ヘレー家…お前1人でも減らしておくか」

ファランドは俺に殺しにかかって来た。

「アラン!危ない!」

『黄昏!!』

ファランドの攻撃が俺に当たる瞬間、目の前に星羅が飛び出して来た。

「うぐっ…!」

「こんな奴の為に庇うなんてなぁ…馬鹿だなお前」

『黄昏を…侮辱すんなっ!!』

俺はファランドに斬りかかる。

『はっ、う…!』

ファランドのナイフが俺の右腕を斬った。

それも深く。

『でも俺は諦めねぇ…!』

ナイフを右手から左に持ち変える。

そして、ファランドの心臓辺りを突き刺した。

「ｶﾞﾊｯ…」

ファランドは倒れた。

『はぁ、はぁ…黄昏…!』

「アラン…?終わった…?」

『あぁ、終わった…お前を家まで送る…だから、少し我慢してくれ…』

「分かったよ…アラン、弱くてごめん…」

『大丈夫…お前は強いよ、星羅…』

俺は星羅をおんぶする。

俺や波瑠、星羅の家庭は、殺し屋の事やハッカー兼情報屋の事を知っている。

だから、話せば理解してくれる。

『少し我慢しろよ…っ!』

星羅をおんぶしたまま、人気の無い道を通って、星羅の家へ向かった。

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