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#3 ページ4
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眠りから覚めると、もう朝だった。
『今日も頑張るか…』
一刻も早く、力を取り戻す為に…。
そう今日も決心し、ご飯を食べ終えた。
『行って来ます』
誰も居ない自宅に挨拶する。
「キャーー!!」
何処からか女性の叫び声が聞こえて来た。
女性の元に人が集まって来ている。
『(何事だろう…)』
「さっき…さっき私の携帯を、あ、あの人が…盗んで行きました…」
少し怯えながら窃盗した人が逃げたであろう方向を、指差す。
「だ、誰か、あの人を捕まえて下さい!!」
皆薄情なんだな。
全員此処を去って行った。
結果、俺しか残って居なかった。
「お願い、私を助けて…!」
『…分かりました』
俺は指差した方に走って行った。
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作者名：透 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/02b71222995/
作成日時：2021年5月29日 14時
