#13 ページ14
・
rb「…っは」
目を覚ますと汗だくだった。
タオルで拭いては、体調不良にも関わらず、学校へ向かう事にした。
何か嫌な予感がしたからや。
rb「…っ」
頭がグワングワン言っている。
目眩が酷いし、身体のダルさが半端じゃない。
学校に着き、校門から中に入る。
『…うっ、痛い…っ』
「あぁ?うるせーよ」
「アイツが居ない今、ぼっちなんだから遊んであげてる俺等に感謝しろよ」
「男か女か分かんない変態さんよぉw」
Aの声とクラスメイト3人の声。
他にも、暴力の音も__
全て俺の耳に入って来た。
rb「おい、お前等」
聞こえる方に向かって大声で言う。
「誰だよ!」
大声で返って来る。
そこか、体育館の裏や。
rb「俺が居ない事を良い事に、Aに何してん」
「げっ、ロボロだ」
「いやコイツも…」
「そうだな」
渾身の蹴りが飛んで来る。
rb「うぐっ…」
横腹にヒットして、倒れ込む。
『ロボロ…!』
Aは俺を呼んで、心配してくれていたが、他の奴に蹴られて身動きが取れない状況だった。
rb「A…」
「これからお前も、俺等のオモチャだ」
「言う事聞けよ?」
それから暫く虐められていた。
Aは気絶していた。
俺は身動きが取れなかった。
rb「A…」
少しづつ地面を這って、Aの手を掴む。
rb「どうしような…」
俺も気絶してしまった。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：透 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/02b71222995/
作成日時：2021年4月17日 20時
