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大吾side
あれから数日。
Aに何も言えていないまま、ストーカー被害は酷くなる一方だった。
無言電話、自宅や事務所への恐ろしい量の手紙。
そしてストーカーだけでなくもう一つ気になる出来事が増えた。
Aの様子がおかしい。
俺と電話をしていると不安げな声を出す。
それだけじゃなくて電話に出ないことも増えた。
俺の知らないとこで何が起こってる、直感的にそう思った。
行ってみるとちょうどAが帰ってくるとこやった。
A!そう呼ぼうとした時やった。
「ちょっと!」
知らん女の人がいきなりAの肩を掴んだ。
「何ですか??」
Aは不安げに返事をする。
「何で、何であんたが大吾くんと!!」
「大吾くんはわたさない、、、!」
「え、?」
一瞬のことやった。
叫びだした女の人はいきなり、ほんまにいきなり刃物を出してAに襲いかかった。
「A、、、!!」
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作者名:ユウ. | 作成日時:2017年6月7日 23時