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こちら側からkwsk ページ4
〜中島敦side〜
次に通りかかった奴の金品を奪うぞ宣言から、約15秒…
目の前を流れていく人間の足
異様な光景に開いた口が塞がらない
「こ、これはノーカンで…!」
そんな自分の願いも呆気なく砕け散り、
僕は川に躊躇なく飛び込んだ
さっきの足の人物を回収し、岸に上がろうとすると
女の子の声が聞こえた。それも、川の流れる音の中で
真逆…まだ流されてる人が居る筈なi(『死 ぬぅう!』…まじか…
「あー!!もう!可笑しな日だな!今日は!」
そう云って、もう一度川に飛び込んだ
辿り着いた時には、女の子はもう気を失っていた
「はぁっ……はぁ…」
ムクりと起きた、最初に助けた男の人は入水がどうたらクリーンな自 殺がどうたらと言っていた。
とりあえず、元気なようなのでひと安心
『……ゲホッ…ゴホ…うぅ…』
「!良かった、目が覚めて…大丈夫ですか?」
女の子の方もなんとか無事らしい
あのまま目を覚まさなかったら…と考えると…。
『……はぁ…助かった…って、え、あ、へ…???』
おどおどと、挙動不審なその動きは
小動物を連想させた
これが、君と僕達との最初の出会い。
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