消えた彼 (ページ15)

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魔法を滅多に使わないページ15

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全｢…｣

『どうしたの？』

リ｢君は本当にグレンなのかい？｣

『どうゆうこと？』

ア｢…彼は滅多に魔法を使わない人でしたと言っても錬金術や飛行術の授業では使いましたがそれ以外に使われてるところをカリムさんとヴィルさん以外見たことがないんですよ｣

マ｢そもそも魔法が苦手だと言っていたな｣

レ｢今までのグレンとお前はかけ離れている｣

『…そうまぁ信じたくないならそれでいいけどさ』

カ｢確かに口調はそっくりだけど…思念会話なんてグレンジャミルから言われるまで知らなかったみたいだったし｣

ヴィ｢その短期間で思念会話を取得したとは考え難いわね…グレンは魔法を使うのを異様に躊躇っていたわ｣

監｢あの貴方が本当にグレン先輩なら答えて欲しいことがあるんですけど｣

『なに』

監｢貴方は毎日寮長全員に会いに行ってましたか？｣

『…』

エ｢(そうか…本物のグレン先輩は決めた曜日に会いに行っていたって言ってたし)｣

『違うよ…日を決めて会いに行っていた』

全｢！｣

『でもあの日…僕は自分が消えることを知ってたから寮長全員に会いに行った…どう？信じてもらえた？』

イ｢今も魔法石の中から拙者たちに思念会話をしてるってことでござるか｣

『そうですよ…まぁいずれまた会えますそろそろ魔力なくなりそうなのでさよならです』

学｢ディスアピアくん！｣

『さようなら』

ﾌﾞﾁｯ

リ｢いずれまた会えます…かそれは思念会話なのか…どうか…だね｣

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