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「それに、桜哉は______」
「キャアアッ」
カノの言葉を遮るように、遠くの方から、女性の悲鳴がきこえた。
桜哉は、その悲鳴をきくと、驚いてた顔から何も無い、何も見ていない、冷めた顔をする。
「…カノ、こっち」
「桜…」
そしてカノの手をひき、細い路地裏へと入っていった。
カノの声を無視して、前を走る桜哉。
後ろからじゃ、桜哉の表情はみえない。
「ちょっと…どこに行くのさ…」
「大丈夫だよ。オレは…お前の友達だから、オレはお前を裏切らないよ」
そんなことを言って、たどり着いたのは、少し広めの空き地だ。
まわりには、ダンボールやゴミが散乱している。
「ここ…」
「なあ、カノ。俺とお前の関係は、どこまでが " 嘘 " だと思う？」
「！？」
カノとクロのからだにまとわりつく白くて長い糸。
「に゛ゃっ！？」
「クロ！」
上から降ってきた、見たことのある剣が、クロのからだスレスレに地面に突き刺さる。
ビルの上から、「あははァッ」と1週間以上前にきいた声が、空き地全体に響き渡る。
「さァさァ、喝采を！串刺しショーの始まりだよォ〜」
「あの、吸血鬼…」
ド派手なピンクの髪をポニーテールにしている、手品師のような吸血鬼が、トッ☆と桜哉の横に着地した。
よく見ると、吸血鬼の首にまいてある黒いバンダナが、桜哉の左腕にまいてある黒いバンダナと一緒なのに気づく。
「…カノ、オレ…言ったよな？吸血鬼が出るって。あんなにあんなにあんなにあんなに、忠告したのにさあ！！！」
「チッ…。…こいつら______椿の、
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カナート - ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!(ﾟ∀ﾟ 三 ﾟ∀ﾟ) (2018年3月28日 15時) (
レス) id: 57c12d23b9 (このIDを非表示/違反報告)
菓海手(プロフ) - caさん» 私のミスです。報告、ありがとうございます。 (2017年7月31日 23時) (レス) id: ffb3fa7dbc (このIDを非表示/違反報告)
ca - うそつきはだれだの4話、桜哉の台詞に「真昼」とあるのはわざとですか？ミスかもしれなかったので報告させていただきました。 (2017年7月29日 12時) (レス) id: 3524d9e2e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるぎ(プロフ) - 続編の予告が面白かったです笑笑 この作品、すきです！更新頑張ってください！!щ(゜▽゜щ) (2017年5月6日 3時) (レス) id: e5ca37c92f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菓海手 | 作成日時：2017年4月30日 12時
