暗殺と華の悪魔。【文スト】【暗殺教室】

家庭科室で。ー2ー ページ13

イヤリングは眼の前で踏み潰される。

また叫ぶ。

…嗚呼。あれは霰が、華の悪魔結成の日に、『何か似てるから』って買ってきてくれたんだっけ。

折角霰が特注してくれたのに。

次はチョーカー。

鋏でジョキジョキジョキジョキと御丁寧に切られた。

あれは中也が華の悪魔結成の日にくれたやつだ

桜色と藤色。嬉しかったなぁ。

『手前等強えからな、何時か双黒追い抜かされそうだ。』

って笑ってた。

この後はパーカー。鋏で切られた後、寺坂がビリビリ破った。

あれは森さんが、華の悪魔結成祝いにって、
お揃いでくれた。

ヘッドホンは………

あの、髭が生えた、ちょっと天然で、蒼い眼と
赤茶の髪の人が。誕生日だって治に聞いて、買ってきたって。言ってたなぁ。

『音楽、何時も聞いてるからな。出来れば使ってくれ。』って。

笑ってた。

これくれるとき、

みんな、


みんな、

みぃんな。


わらってた。

いままでなんでわらっているのかわかんなかった。

なんでってきいたら、

「シアワセだから」

だって。

シアワセってなぁに？

そうきいたら。みんなは

「いつかわかる」って。

いじわる。っておもった。

みんなはぼくのこと「さつじんへーき」っていう。

いまはみんなね。

「善なのに悪にされた可哀想な子」


って言う



けど、良い事ってことはわかったよ。



今回はね、涙も出る様になった。









良い成長だ。

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