8話真月家の過去。 ページ11
貴「まあ、俺の過去。
___俺は、虐待されていた。
物心ついた頃から。
包丁で刺されたり、煙草の先を腕に押し付けられたり、料理を作らされて、美味くないんって理由でぶっ叩かれたり。
異能力を持ってるってバレたら、化け物って、罵られたりしてたなぁ。」
懐かしいそう言わんばかりに上を向く。
貴「俺は、ある日失神しているフリをした。そしたら、百華を虐待しようとしていた。けど、百華は…
____何で私なのよ!!私は彼奴と違って生きなくっちゃいけない人間なのよ!
って、逆ギレして、母さんを殺した。」
父さんは、百華が見つけて直ぐ殺した。
と付け加える。
貴「俺は逃げた。逃げて逃げて逃げた。そしたら、武装探偵社に入った。
其れが___8歳の頃。」
敦「8歳!?!?」
貴「うん。言っとくけど、俺……12歳だからね?」コテン
乱、敦「「((ん"ーー……可愛い。))」」
乱歩と敦は、口を手で押さえていた。
(((((悶えてる…)))))
貴「話の続き、其れで、2年前。百華が探偵社に入った頃だ。
_____百華が、
何でアンタみたいな不細工が愛されて私は愛されないのよ!?そうよー貴方を裏切り者にすればいいのよー!!ーって言って、カッターキャーって奴をされた。
その後は簡単。俺と百華の立場を逆転させた。百華の異能力でね。そして、俺はマフィアに入った。」
潤「え!?け、けど百華ちゃん異能力ないって………!!」
貴「お前、直ぐに詐欺とかに騙されそう。」
少しがーん!!となる谷崎(兄)。
貴「いい?此の世には、嘘と云う、真実ではない言葉が在るの。百華が、嘘を吐いたの。解る?」
全員、無言だ。
貴「大体…俺が彼奴にカッターを刺した証拠は在るの?」
潤「そ、其れは……!!」
貴「…そろそろかな。」
貴「【異能力。桜の舞。無効櫻。】」
ブワァァァッッッ!!!
桃色の文字羅列が探偵社員の身体を覆う。
そして____
バリィィィィィン!!!
散っていった。
貴「さあ。如何?今迄何が有ったか、思い出した?」
百「嫌。嫌よ!!異能力!!死〜SI〜!!!
みんな、私は裏切られたの!!Aが私にカッターを刺してきたの!!!」
貴「百華?知ってる?手前の異能力は、一度かけた人にはもうかからねぇ。」
百華は……その場で嫌。嫌。と呟いてる。
貴「種明かしは此れで終わりだ。」
此れが、偽善者が悪になり、悪にされている人間が善になったお話し。
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流貴(プロフ) - 月の狼さん» ありがとうございます!!今回は一応終わりになりましたが、此処からは暗殺教室要素があるので、知ってたら、暗殺と華の悪魔。(続編)を見てみてください!! (2020年5月24日 9時) (レス) id: 5a6e7f5402 (このIDを非表示/違反報告)
月の狼 - とっっって面白かったです更新頑張ってください(*≧▽≦)b (2020年5月24日 7時) (レス) id: 8520cb345b (このIDを非表示/違反報告)
流貴(プロフ) - 有栖川.さん» おkです!!!すみません!!!!!!!!変えてきまーす(ダッッ (2020年5月22日 13時) (レス) id: 5a6e7f5402 (このIDを非表示/違反報告)
有栖川.(プロフ) - 165cmで30kgは流石に軽すぎかと思います。普通死にます(多分)。せめてでも41、2kgはあったほうがいいんじゃないですかね…? (2020年5月22日 13時) (レス) id: 365395094b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流貴 | 作成日時:2020年5月16日 20時