似ている2人は猫好き【デキる猫は今日も憂鬱】

4話 ページ6

超人気アイドルユニット・ウミウシ系アイドルのUMYU-Seaのメンバーの一人であるゴマフビロードウミウシことゴマちゃんは僕の親友である

本名は黒井志保といい、僕と同じ高校一年生で周りにアイドルをしていることは周りのクラスメイトには秘密にしている

「一葉、見て。これ、本物のウミウシ」

「……気持ち悪い。なめくじの親戚みたい」

親友が横からウミウシの本を見せてくるので気持ち悪いとぶった斬った

「本当かうちらのことは好きなのにウミウシのことは嫌いなんだね。意味わかんない」

「え、だって、君達は人間だから別だよ。このウミウシのリアルは気持ち悪いとから無理」

ウミウシは気持ち悪くて嫌いだがウミウシ系アイドルは別である

家にいる諭吉ちゃんだって大ファンなんだし、別物である

「それにしても、美味しそうなお弁当ですな。食べていい?また、おばさんに作ってもらったの?」

「え？まぁー、うん」

いえるわけがない。家事が壊滅的な叔母のさく姉に代わって飼っている巨大猫が家事をしているなんて、ファンタジーみたいなこといえるわけがない

「めちゃくちゃおいしい！？やばっ！？」

「気に入ってくれてよかった」

後で諭吉ちゃんにお礼を伝えておこう
___________________________________



黒井志保
・大人気アイドルのメンバーの一人であるゴマフビロードウミウシのリアルの姿。親友だけに正体を明かしている

5話→←3話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す