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第28話 ページ30

「てめェ等何でここに!!」

「おたくのお嬢ちゃんに頼まれたんですぅ

そしたらここ突き止めてぇ

何か来たらもう事が進んじゃってるからぁ」

「そーかとりあえずその言い方やめろ

殺意しか湧かん」

神楽ちゃんに蹴られて倒れたハゲが言った

「なんだてめェ等…

万事屋だかなんだか知らねーが、死にたくなくば帰れ」

「いやーこっちも仕事なんでねー

つーかうちのお嬢がもうカンカンでさー」


「その手でAに触るんじゃねェェェ!!

腕引き千切って欲しいアルか!?」


お嬢怖ーよ

「フッ

誰か知んねーがその気ならしょうがねぇ


殺れ野郎ども!!」


その瞬間皆に敵が襲いかかった

だけど全員蹴散らしていく

…なら私は髪留め取り返してこよ





「うわーこんだけ桜が並んでると気持ち悪いな

桜並木でもなんでもねーや」

まだ蟻の大群の方がマシだよ

「…もう探すのも面倒だし、全部持ち帰ろうかな…

でも荷物多くなってこっちも面倒だな

まーあっちの男どもにも手伝ってもらえば」


「手伝ってもらうまでもねーよ嬢ちゃん」


その声に振り向くと、さっきのハゲがいた

「俺の部下は全員手練れだ

今頃アンタの仲間も苦戦してるだろーよ


それに、今からお前が俺に殺されるんだから」


「…女にも随分と容赦無いんですね

一応アレも警察なんで訴えますよ」

「性別なんて関係ねぇよ


それにお前、なんか眠そうじゃねーか

そんな状態で俺に勝てるとでも?」


そうなんですよ

私めっちゃ眠いんです今

やばいんです

「俺もそこまで舐められたか…


後悔すんじゃねェよ寝坊助がァ!!」


そう言ってハゲは刀を抜いた








.








.








「ハァ…ハァ…

大丈夫かA!!


…って、ん?」


皆が走ってこっちまで来た


「どうしたんですかそんな息切れして」

「いや…ボスがいなかったからお前が危ないと思って来たんだがよ




圧勝してんじゃんお前」




…へ?

何の事だと思って後ろを向いたら



ハゲが腹抑えてうずくまってた



腹から血が出ている



右手の"朱音"には血が付いていた



「そーいやAちゃん強かったな

俺等来る必要無かったんじゃね?」

「ダメアル!

Aは私が命賭けて護るネ!」

「とてもお前が出来るとは思えねーが」

「何を言ってるアルクソサド!!

お前Aのために何したアルか!!」

「アンタ等こんな時まで喧嘩するのやめろ!!」





「………」





…そういやさっき、私何してたっけ

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作者名:無野 眠莉 | 作成日時:2018年1月3日 12時

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