死んだ目をした専属医師【銀魂】

第20話 ページ21

何も決着付かず最終対決

副長VS旦那

「しょーがない最後の対決で決めるしかない

銀さっ…」


ですが2人は飲み過ぎて吐いてました


「オイぃぃぃ！！何やってんだ

このままじゃ勝負つかねーよ」

「心配すんじゃねーよ、俺ァまだまだやれる

シロクロはっきり付けようじゃねーか」

しゃっくりしてるけどな

「このまま普通にやってもつまらねー

ここはどーだ、真剣で"斬ってかわしてジャンケンポン"にしねーか！？」

花見で死人が出るわ

「上等だコラ」

上等じゃねーよ

「お前さっきから『上等だ』しか言ってねーぞ

俺が言うのも何だけど大丈夫か！？」

「上等だコラ」

上等って言えるツラじゃねーよ

2人はフラフラと立ち上がった

「いくぜ」


「「斬ってかわしてジャンケンポン！！」」


旦那が勝った


「とったァァァァ！！」


マジで斬りやがったよ

…って思ったけど

「心配するな峰打ちだ

まァこれに懲りたらもう俺に絡むのは止めるこったな」


アンタが斬ったの木だからね

全然カッコ付かないからね


「てめェさっきからグーしか出してねーじゃねーか舐めてんのか！！」


副長は副長で定春とジャンケンしてるし

呆れた審判2人は愚痴を肴に飲みに行った





「副長帰りますよ、毎度毎度潰れるまで飲むの止めて下さい

ほら自販機から降りて

旦那も飲み物出る所に頭突っ込まんで下さい

そんな所にタイムマシンなんてありませんよ」

皆が帰り仕度始めた頃に私は2人を探しに行った

「私この後局長と隊長の手当てしなきゃいけないんです

とっとと帰るぞ酔っ払いジジイども」

…反応がない

なぜかと思ったら寝てた


「…マジか」


担ぐにも無理だったんでガラクタの山から台車を見つけてそこにおっさん2人を乗せた

途中で万事屋さんに会ったから旦那を渡して屯所に帰った


今日私11時間半しか寝てないのに頑張ったな


というか私って今日花見に行ったんだよね？

第21話→←第19話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す