第10話 ページ11
「こんの野郎は…」
ムカつくアイマスク付けて寝てる隊長とその肩借りて寝てる私を見て副長が言った
ちなみに私は寝るためならどんな事もします、何なら姫抱きだろうと頼むわ
「寝てる時まで人をおちょくった顔しやがって
隣の奴なんて毎日12時間寝てんのにまだ寝んのか
おい起きろコラ、警備中に惰眠をむさぼるたァどういう了見だ」
「なんだよ母ちゃん今日は日曜だぜィ
ったくおっちょこちょいなんだから〜」
「最近同じ間違い何度もしてるよ大丈夫?」
「今日は火曜だ!!
あと同じ間違い何度もしてるのお前だろ!!」
「それと私今日警備じゃなくて応急処置のために来たんですよ間違えないで下さい」
「細けェよ!!」
私は怪我人が出た時すぐ手当てするため(無理矢理)引っ張り出された
私インドア派なんだよ帰らせて
「あと前回ナレーション無かったのは私が熟睡してたからですごめんなさい」
「どうでもいーわ」
もしかしたら気になってる読者さんいるかもじゃん
「てめー等こうしてる間にテロリストが乗り込んできたらどーすんだ?
仕事舐めんなよコラ」
副長が私達の胸ぐら掴んで言う
「俺等がいつ仕事舐めたってんです?
俺等が舐めてんのは土方さんだけでさァ」
「そーですよふざけんのも大概にしろ」
「よーし!!勝負だ、剣を抜けェェェェ!!」
そこまで言って私以外の2人にげんこつが降ってきた
「「い"っ」」
やったのは局長だった
ナイス局長
「仕事中に何遊んでんだァァァ!!
お前等は何か!?
修学旅行気分か!?
枕投げかコノヤロー!!」
そんな局長にもげんこつ降ってきた
「い"っ」
やったのはカエルだった
うわーカエルの分際で局長に手ェ出しやがった
「お前が一番うるさいわァァァ!!
ただでさえ気が立っているというのに」
「あ、すんません」
謝んなくていいんだよ局長
「まったく役立たずの猿めが!」
と吐き捨ててカエルはどっか行った
「なんだィありゃ
こっちは命がけで身辺警護してやってるってのに」
「お前は寝てただろ」
「副長、今私包帯ぐるぐる巻きにしたい気分なんです
あのカエルミンチにしてきていいですか?」
「止めろ
というかミンチにしようとする時点で包帯使う気ねーだろ」
「なんならハンバーグ焼きます?」
「だから止めろっつってんだろ」
132人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:無野 眠莉 | 作成日時:2018年1月3日 12時