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第251話 ページ9

「……2回も」

ボソッと呟いた

18年の人生で2回も入り

しかも両方記憶を消されそうになる

それだけでも本当に壮絶だった

「……理由は何なんだ」

2回目の事は伏せて質問する

「あぁ………えっとね

親に変な濡れ衣着せられて、その被害者になってたっていうのと

____________」

「………幾松殿、少し席を外すぞ」

理由を聞いた俺とヅラは幾松に断りを入れて

店の表へと出た

「………………銀時、貴様は気づいておったか



雪岡が攘夷に参加していた事」



「………アイツかどうかは分からねぇ

だけど俺の知る参加した女といったら



それが始まる数年前に

高杉が拾ってきたガキぐらいだ」



「そいつしかいないよな

確か名前は………」

俺達は声を揃えて呟いた





「「………………雪岡……A………」」





「……これは同姓同名と取っていいよな」

「そんな偶然あるか」

「ならば奴の特徴を思い出せ

雪岡は無気力、死んだ目、桃色の目だ」

「アイツもよく寝て、俺と似た目で、桃色だった」

「アイツは父親、母親、兄がいた」

「タウンページ調べたらAの家族構成それと同じだった」

「アイツの刀は妖刀だぞ」

「Aも妖刀だ、最近知った」

そこまで来るとヅラも黙り込んでしまった

「そうなると、銀時、


俺は………いや、俺達は

今は敵とはいえ、かつての戦友を

………………………忘れていたのか」


「……そうだな」

「でもよく考えてみろ

アイツは昔俺達の事を何と呼んでいた」

「えー…と

ヅラ、銀時、晋助、辰馬…みたいな感じだったな」

「今はどうだ」

「………桂、旦那、高杉、

坂本は分からねぇ」

「………雪岡、記憶除去を受けそうになったと聞いたが



俺達の事、忘れてないか」



「………………………」



「あっ銀ちゃん!いたアル!!」

すると遠くから神楽の声が聞こえた

定春に乗ってきている

「……アレ、ヅラも

何してたアルか」

「………………野暮用」

「それよりもアル!

今真選組から万事屋に電話来て

ゴリラが言ってたアルよ!!」





『ザキがトシに伝えてきたんだが



何でも、潜入していた鬼兵隊の船内に



Aちゃんがいたと………………!!』





な………………

「これから真選組に行くアル

新八はもう行ったネ

銀ちゃんも!早く!!」

神楽に急かされた俺は

ヅラを置いて真選組へと向かった

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にゃんこ - 自分は昨年受験生でした!勉強はやっぱり大切だなって思いましたwまぁ受かりましたが…小説楽しく読ませて貰ってます!これからも応援してます!頑張って下さいね! (2019年3月14日 6時) (レス) id: c7e146b978 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無野 眠莉 | 作成日時:2018年12月1日 6時

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