第260話 ページ22
俺が呟いたのと間髪入れずに攻めてきた
妖刀の所為なのか、普段より格段に身体能力が上がっている
目の前で剣を振るっているのは
どうも俺の知っているAじゃなかった
「……そこまで眠そうには見えなかったがな」
「理由が何であれ、ヤバイのは確かアルヨ！！」
その声を聞いたのか
Aは紅色の目で神楽を見て突撃していった
「な！？」
咄嗟に戦闘態勢を取りAの攻撃を避け始めた
だが夜兎族の神楽でも段々と辛そうになっていた
対してAは汗も流さず猛攻していた
「おっ……Aっ目ェ覚ますアル！」
そう神楽が叫んでも聞く耳を持たず
ついに刀が命中して神楽を吹っ飛ばした
「……おいおいマジかよ」
神楽が腹を抱えて蹲る
「銀さん…これかなりヤバくないですか」
「おいっ」
今度は土方の方に向かっていった
「かなりなんてもんじゃねェ
絶対絶命だぜ、俺達」
土方が圧倒されているのを見て
とんでもねェ奴を敵に回していた事を痛感する
すると後ろから沖田が刀を振り下ろした
Aは土方に向かって刀を振ろうとしている
いけるかもしれないと期待した
………が
Aはそれを察知したのか
体を捻って刀を360度に振った
土方と沖田の刀が折れる
だがAの刀は折れなかった
………もう俺達じゃ無理かもしれない
珍しくそう思った時
「銀時」
「！」
俺の真後ろにヅラがいた
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にゃんこ - 自分は昨年受験生でした！勉強はやっぱり大切だなって思いましたwまぁ受かりましたが…小説楽しく読ませて貰ってます！これからも応援してます！頑張って下さいね！ (2019年3月14日 6時) (
レス) id: c7e146b978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無野 眠莉 | 作成日時：2018年12月1日 6時
