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第258話 ページ20

「……高杉、貴様は気付いていたのか

ずっと前から」

「………」

Aのいなくなった見晴台

俺が聞いても高杉は何も言わなかった

「そんなに嫌だったか

Aに忘れられるのが

Aが離れていくのが

Aがまた消えてしまうのが」

「………」

「……理由はどうであれ

あの戦、Aに勝ち目はないぞ」

甲板を覗き込む

「確かに攘夷戦争も生き残り、数々の戦を経験してきた

だがまだ未成年の女子なんだ

妖刀の力が発動すればまだしも

あの様子だとめっちゃ眠いという訳でもなかろう

あんなに攻められては流石の奴も…」

「勝つぜ」

すると唐突に口を開いた

「何?」

「確かお前ェ紅桜の時もいたよな

その技術を応用して『霜紅香』の機能を上げた奴を作ったんだ

それをAが寝てる間に本物とすり替えといた」

「何だと!?」

「安心しろ

Aの体に害は及ぼさねぇ

取り憑かれやすいがな」








最初は私が優勢だった

けどだんだん相手も慣れてきて

他の奴程ではないが吹っ飛ばされる事も多くなってきた

「そろそろ降参しなせェA!!」

「はっ………誰がするか!!」

そう言ってるけど自分の身を守るのが精一杯


ドタッ


また飛ばされて倒れ込む私に

すかさず旦那の木刀が振り下ろされそうになる


あぁ………死ぬな


そう思った瞬間




ビリッ



「っ!!!?」





"朱音"から強い衝撃が来た

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にゃんこ - 自分は昨年受験生でした!勉強はやっぱり大切だなって思いましたwまぁ受かりましたが…小説楽しく読ませて貰ってます!これからも応援してます!頑張って下さいね! (2019年3月14日 6時) (レス) id: c7e146b978 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無野 眠莉 | 作成日時:2018年12月1日 6時

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