第257話 ページ19
私が来た瞬間さっきまでの戦の熱気は無くなり
鬼兵隊と私、そして真選組と万事屋で睨み合う事になった
「A………いい加減戻って来なせェ」
隊長が言った
「戻るねぇ
誰が私をここに導いたと思ってんですか?
あなた達ですよ
私の事を何とも思ってないあなた達のせいです」
「違う………俺達ゃそんなつもりで言ったんじゃ」
「言い訳ですか、呆れますね
侍なら剣で決着つけましょうよ」
"朱音"を握る手に力が篭る
「あなた達の事ですから
私の事最低な奴と思ってるでしょう
裏切り者とか、そういう感じで
けど私後悔しませんよ
そう思ってくれてて結構です
私が大将乗り換えただけでそう思うなら
どうぞそう思ってて下さい
ただしもう敵なので
私はあなた達の事何とも思ってないですから」
向こう側は誰も何も言わなかった
「………さぁどうしますか?
私の相手は誰がしてくれるんでしょう
別に、全員で来てくれても構いませんよ」
「………じゃあ、遠慮なく」
そう向こうの誰かが呟くと
上司3人と万事屋3人で向かってきた
「皆さん、真選組の隊士をお願いします」
そう言い残して
私は6人の所へ駆けていった
私と局長の剣が交わる
後ろから旦那の剣が来たけど横に避けて交わした
勿論力で敵うわけがない
相手には夜兎族もいるのだ
だから私が今求められる物は
テクニックと
「………潔く死ね」
無情さだけだ
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にゃんこ - 自分は昨年受験生でした!勉強はやっぱり大切だなって思いましたwまぁ受かりましたが…小説楽しく読ませて貰ってます!これからも応援してます!頑張って下さいね! (2019年3月14日 6時) (レス) id: c7e146b978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無野 眠莉 | 作成日時:2018年12月1日 6時